体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

1週間の記録 9月5日~11日

こんにちは。石田智巳です。

 

先週の月曜日の夜に,右手の親指を怪我してしまい,その影響でその後は走ることができませんでした。

なので,ランニングの記録というには看板に偽りありということで,1週間の記録としました。

では,どうぞ。

 

9月5日 月曜日

この日は朝から何も予定がなかったので,11日に愛知で話をする内容の検討。

これについては,今日ではなくまたの機会に書く予定。

夕方まで仕事をして,走りに行く。

先々週は土日と、自分なりに走れたので,休もうかと思ったが,足が割と軽いので,敢えて走ることにした。

でも,鍛えることが目的ではないので,ゆっくりと短く走ることに。

走り出すとやはり足は重くない。

でも,自分に言い聞かせるように,キロ6分を超えないように走る。

4.00キロ ペースはキロ6分18秒

 

さて,問題はここから。

走り終わって,お風呂に入って,ご飯を食べていた。

食べ終わった皿を洗っていると,突然皿が真っ二つに割れて,それが右手の親指の第二関節のあたりにかみついた。

一瞬のことだったが,次の瞬間,血が噴き出してきた。

そのため,妻に連れられて病院へ。

スパッと切れていたため,血は止まっておらず。

すぐに縫ってもらい,家へ帰った。

とんでもない日になった。

 

6日 火曜日

この日は午前中に,中等の会議,その後,初等の幹事会だった。

朝一で病院に行って,傷の具合を見てもらう。

意外に早く帰れたので,大学に行こうと着替えていたら,突然の激痛に,気持ちが萎える。

まだ慣れていないし,利き手はどうしても使ってしまうため,その都度引っ張られるような痛みに襲われる。

結局、この日は家で仕事。

 

7日 水曜日

この日は朝,よそのゼミの学生が相談したいことがあるので出かけていった。

相談というのは,大学院に行きたいとのこと。

この相談はよく受けるけど,悲しいことに僕のいる学部では保体の免許は取れるけど,社会学部のため,保体の専修免はとれない。

だから,僕のところで勉強したいという申し出ではない。

彼は修士課程にいくか,教職大学院にいくか悩んでいるので,示唆がほしいとのこと。

滋賀県の出身なので,滋賀大学にいい先生がいることなどを話す。

 

それから,専攻の科目斡旋の集約の集まり。

初等関連の担当者が朦朧としているということでお休み。

相談したいことがあったができず。

 

午後からは,今動かしている人事の選考委員会。

募集がやや欲張ったような内容になっており,なかなか難しいところ。

面接に呼ぶ3名の選択をして終わり。

その後,選考過程の報告書の作成。

 

8日 木曜日

この日も朝一で病院へ。

次は月曜日まで来ることができないのだが,病院で見てもらっても薬が出るわけではなく,ただ様子を見るだけなので,あんまり関係がない。

 

帰ると家で仕事。

やることがたくさんあるので,ちょっとずつ終わらせていく。

かつて,村上春樹さんは「雪かき仕事」といっていたが,誰かがやらないといけない(けどあんまりみんなやりたくない)仕事もこなしていかないといけないわけで,専攻長はそういう仕事が多い。

人に取り次いだり,問い合わせたりするので,なんだかんだと時間がかかる。

 

例えば,来年の入試用の選考紹介文を直して,選考の先生にお図りして,意見が出てきたらそれを反映してまた図って,それを担当者にメール送信するとか。

来年度の科目斡旋で,初等の科目を持っていただく先生を探すとか。

論文審査が終了したので,審査の経過と掲載不可の案を作成して,それを別の先生に見てもらって確認書を書いてもらうとか。

メールでの問い合わせだとか。

そんな仕事をやって,午後からまた日曜日の報告を考えていく。

 

9日 金曜日

日曜日に報告する内容を,愛知の玉腰くんに見て意見をもらうことにした。

僕に期待されていることと,僕が話そうとしていることに,違いがあるといけないので。

といっても,今更修正する気はないのだが。

で,いくつか意見をくれたので,できる範囲で修正していく。

 

前半は,5月に福岡で話した内容を話すことにした。

これは,体育同志会における「わかる」ことの歴史を実践史的にまとめたもの。

これをもう少し丁寧に資料をあたって見て,グループ学習の歴史にしてみたら,一つの論文になるような予感がしたので,そのことを玉腰くんにもメールで伝えてみる。

こういう仕事は僕はあんまりやりたくないけど,なんて書いていたら,今日がスポーツ教育学会の締め切り日だということに気づく。

とりあえず,参加と発表の意思表明だけはしておいた。

 

10日 土曜日

この日は教え子の結婚式,披露宴。

卒業して3年目のゼミ生だった子で,勉強もよくできて,がんばりもきいて,笑顔も素敵な子だった。

今は小学校の先生をしている。

で,お相手の彼氏は,隣の専攻の学生で,3回生のときに教職ゼミといわれる通年の授業で教えた学生。

彼は,ホッケーで活躍したアスリートで,地元滋賀の高校の先生をしている。

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僕は新婦の恩師ということで,座ったテーブルには,彼女の同学年の教え子たちが。

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ここは滋賀で,新郎の友人たちの出し物。

体育同志会の滋賀支部の出し物もほぼおんなじ。

いい写真がなかったので載せなかったけど,滋賀の文化なんだろうね。

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そろそろ披露宴もそろそろ終わりというときに,突然のご指名でスピーチをすることに。

まさかの展開だったけど,何とかこなす。

中味は覚えていない。

 この日はその後昼行灯だった。

 

11日 日曜日

この日は体育同志会の愛知支部総会で話をする。

僕に与えられたお題は,「体育実践における『わかる』内容の検討」であった。

愛知の人たちは,「文化の力を生きる力に」という2011年のながくて大会のテーマを引き続いて研究している。

で,「わかる」というのは,今年5月の中間研究集会,8月の熊本支援東京大会のテーマであり,引き続き研究していくということだった。

 

内容については,またあらためて報告するが,よく考えてみると,「文化の力を生きる力に」というときの「生きる力」というのは何を指しているのかを定義しておかないと,人によってイメージの違いを生む。

まさか,遠山大臣のときのアレではないだろうし。

 

午後3時からだったので,午前中は家で論文と本を読む。

早稲田の友添さんの書かれた文章を読んだ。

人格形成論にかかわる本と論文だが,「人格形成」のとらえ方が僕らとはやや違うようだ。

体育学会で座長をしたときも,若い院生たちが諸外国の理論をもとに実践研究を行っていたが,こういうときに体育同志会のグループ学習はあまり参照項にならない。

実証的な研究をしていないからという言い方もできる。

 

で,友添さんは体育同志会(といっても出原さんの理論)をちゃんとおさえたうえで,課題を導き出している。

学会で報告するなら,ここを手がかりにその後の体育同志会のグループ学習の特徴をまとめてみようかと思ったのだ。

だけど,それが僕の仕事か?と思ったりする。

 

せっかく申し込んだのですが,生活体育の研究か,グループ学習の研究かで悩み中です。

 

 

 

 

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