Thanksgiving Holiday1 何の日?
こんにちは。石田智巳です。
11月22日の木曜日はアメリカではThanksgiving Dayでした。
日本では感謝祭と呼ばれるこの日は何の日か分かりませんでしたが,Dr. Galvanと話していていろいろ分かってきました。
今日はThanksgiving Dayと祝日の話です。
では,どうぞ。
アメリカは祝日があると盛り上がる国だ。
祝日でなくても,ハロウィンでは以前に書いた記事のように,子どもも大人も仮装してなりきっていた。
前回の祝日は11月11日でVeterans Dayだった。
この日は日本では,ポッキーの日で有名だが,世界的には,世界平和記念日だ。
この記念日がVeterans Dayにつながっているのだが,1919年のこの日が第一次世界大戦が終わって1回目の記念日となったようだ。
それで,今回は100回目の記念日であったという。
初めて知った。
トランプ大統領が雨を理由に,平和式典をキャンセルしたことも話題となった。
そして,今回のThanksgibving Dayになる。
先も書いたようにこの日は感謝祭。
ところが僕は,この日がどんな日かも,日本では感謝祭ということも,全く知らなかった。
たまたま,Dr. Galvanと小学校に出かけていく車でその話になったので訊いてみた。
話のきっかけは,彼女が来週(19日月曜日から)は1週間学校はお休みといったので,何で?と訊くと,Thanksgiving Holidayだからという。
なんで休日なのに1週間休みなのか?と訊くと,困ったように,「昔からそうだ」という。
木曜日が祝日だけど,月曜日から1週間休みになる。
これは,公立学校の話で,娘の学校は日本の私学なので,そうはならない。
木金土日のみ休み。
それで,そもそもこの日は何の日,どういう意味があるのか訊いたところ,昔,学校で教わったのは,「ピルグリムがアメリカにやってきて,食うに困ったところ,インディアン(先住民)が助けてくれて,感謝するようになった」ということだった。
彼女は笑いながら「昔教わった」ことを強調していたが,こちらも笑いながら,「その後,彼らから土地を取り上げて,西に侵入していった」と相づちを打つ。
なるほど,アメリカ中心主義的に見れば,祝う対象になるのだろうが,帰って調べてみれば,案の定,先住民からすれば黒い歴史の始まりの日となっていた。
それはともかく,この週は「たくさん食べる」のだそうだ。
食べて食べて,オエッとなるぐらいに食べるという。
その中心が七面鳥だ。スーパーに行くとすごい。
これはトレジョ。
これはJons。
行かなくても広告がすごい。
これは,前の週の広告だけど,Ralfsで1ポンドが47セント,Smart & Finalが39セント,VonsとAlbertsons(2つが業務提携か合併)に至っては37セント。
だいたい,12~22ポンドだから,5キロ~10キロの大きさ。
5キロの七面鳥が4~5ドルということになる。
でも,これはどこも25ドル以上の買い物をしたらこの値段になるということだ。
それが,ものすごく小さな文字で書かれている。
そうでない場合は,1ポンドに付き+1ドルとなる。
アメリカ人で,これに引っかかる人はいないだろうね。
それと,こちらの広告は美味しそうに焼き上げた写真が載っているけど,実際は調理しておらず冷凍。
でも,娘と二人暮らしの僕としては,買うことはないし,食べることもないだろうと思っていた。
そうしたら,お世話になっているLong Beachの先生が,木曜日にターキーを焼くから,食べに来てくださいとのこと。
我関せずだったけど,誘われれば,喜んでいきます。
嬉しいですね。
さて,話をDr. Galvanとの会話に戻して,「ところで日本にはどんな休日があるのか?」と訊かれた。
思いつくままに,大人の日(成人の日),こどもの日,老人の日(敬老の日),憲法の日,日本ができた日(建国記念日),春の日,秋の日,海の日,山の日,エンペラーの誕生日,Labor Day(勤労感謝の日),体育の日。
自分で言っていても面白いと思うし,彼女は「こども」「おとな」「海」「山」にウケていた。
節句とか暦とかは説明ができないので,単純に説明するしかない。
「体育の日」をあえて,Physical Education Dayと意訳して,他の教科はないよって言ってみたら,これまたウケていた。
カリフォルニアでは,バレンタインデーも休日になるようだ。
ということで,次はパーティーとその翌日のBlack Fridayについてです。