Getty Museumへ
こんにちは。石田智巳です。
1月22日の日曜日は,Getty Museumへ行ってきました。
ここはとてもいいところで,ロサンゼルスに来たら是非行っておきたいところだと思いました。
では,どうぞ。
先週末は,3連休だった。
23日の月曜日はマルティン・ルーサー・キングの日で休日。
娘の宿題が残っていても,23日にできるからということで,あえて出かけることにした。
娘も事故に遭って以来,ずっと家にいたので,外に出ることに抵抗はなかった。
このゲティ美術館のいいところは,家からほど近くにある405というフリーウェーに乗ったら,道一本でいけるところだ。
まずは,家から北に上がって,405へ。
そして,途中でソウテルという場所で降りる。
下調べをしていたら,なんと,ここにはかつてリトルオーサカといわれる場所があった。
今は,リトルオーサカとはいわずに,ジャパンタウンというようだ。
そして,ここには「つじ田」というラーメン屋さんがあって,ロサンゼルスで1番との呼び声が高かったのだ。
ということで,駐車場を探すが全然ない。
仕方がないので,遠くの路駐できる場所へ駐める。
気温はものすごく上がっていて,半袖の人も結構いる。
お目当てのお店ここだけど,待っている人がたくさんいる。
と思ったら,ちょうど歩いているところもつじ田で,これが2号店のようだ(アネックス)。
ここはすいているように見えたので,入ってみる。
そうしたら,名前を登録して,順番が来たら電話に連絡が入る仕組みだった。
結局,20分ぐらいは待つことになったが,その時間を利用して散策。
風来坊。
僕は名古屋出身なので,ここの手羽先が好きだ。
実はガーディナにもお店があって,これは家から車で15分のところにある。
だから,週に一度の楽しみは手羽先を買いに行くこと。
そして,丸亀製麺もあった。
アルファベットで書かれると読みにくいね。
マルゲイムウドンみたいだ。
こちらで食べるうどんは,赤いき○ねも含めて,おつゆが関東風で醤油からい。
思わず娘に,こっちにしようかと提案するが,彼女は口がラーメンになっていたようだ。
ちょうど時間で,店に戻ると頼んでおいたラーメンも到着。
ちゃんと調べていなかったのだけど,この2号店はいわゆる二郎系のラーメンだった。
太麺で,もやしとキャベツが入っていて,油がたっぷりで,ニンニクはテーブルに置いてある。
まさか娘もこれが出てくるとは思わなかったようで,少し引いていた。
美味しく食べて(胸焼け気味なのは内緒),ゲティ美術館へ。
また405に乗って10分ぐらい。
家から1時間はかからないほどの距離。
山の中なのだが,すごいのは,駐車場は地下にあって,エレベーターで確認したところ地下7階まである。
地上行きのエレベーターに乗ると,そこはトラムの駅。
これに乗っていくことになる。
たまたま移ってしまった右手前の女の子は,ルネッサンスの絵に出て来そうな子だった。
途中で南の方を見ると,なんとなくロサンゼルス。
ただ,ここはサンタモニカとビバリーヒルズの間で,一番近くのランドマークはUCLA。
乗ること約5分で到着。
トラムを降りて少し登る。
こっちの気候が面白いのは,冬のコートを着た人と,半袖の人が同居していること。
この階段を上がると,正面玄関?で,インフォメーションセンターになる。
正式には,The J. Paul Getty Museumという。
個人の美術館なのだが,ここがすごいのは,4つの常設の展示場と1つのイベントの展示場があること。
今日来たのは,この上の写真のルネッサンスの時代の展示品を見るため。
10月30日から1月27日までなので,残り1週間というところだった。
いつも聞いているラジオで,ゲティ美術館でルネッサンスの展示をやっていること,ラファエロや,マイヶランジェロが見られるという広告を打っていたのだった。
それで,更にすごいのは,駐車場代15ドル(15時以降は10ドル)を払えば,後は全部タダ。
地理的には,さっき,サンタモニカとビバリーヒルズの間と書いたけど,ビバリーヒルズから東に行くとハリウッドがあって,その東にグリフィス天文台がある。
このグリフィス天文台も,駐車にお金は要るけど,プラネタリウム(7ドル)を見なければタダ。
すごいね。
ということで,インフォメーションへ。
さりげなくジャコメッティが置いてある。
こういうときに,中学生は笑うんだよな,なぜか。
ここから,外に出て展示会場へ。
中の写真は撮れない(結構撮っている人はいたけど)ので,ひとまず外を見ると素晴らしい庭園がある。
芝生で本を読んだり,寝転がったりしている人がいた。
そして,遠くを見ると,絶景が広がる。
サンタモニカから,レドンドまで続くビーチがきれいに見える。
一通り見て,ギリシャやローマの時代の復興だったのね,なんて中学生ぐらいの感想を述べて,また外に出る。
美術館は,まるで現代の病院か,大学のような雰囲気。
そして,この池の中の赤い花はツツジだった。
しばらく見て,売店で買い物をしてまたトラムに乗って帰った。
これだけ広いととても回りきれない。
娘も気に入ったようで,また来ようということになった。
なお,これでは美術館の展示品が伝えられないので,一応もらったパンフレットの写真を載せておきます。
日本語のパンフレットもあります。
実は,ゲティ・ビラというのもあって,そこもタダでは入れるけど,事前に予約が必要になる。
そこで,予約を入れたのだけど,よく見たら場所が,マリブ(11月にひどい火事があったところ)という更に北西にあるので,予約は解除しておいた。
それにしても,素晴らしいところがあるものです。
ということで,楽しみが増えました。