体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

体育同志会の全国大会(熊本支援東京大会)番外編

こんにちは。石田智巳です。

 

今日は,体育同志会の全国大会の番外編です。

いわゆる分科会以外の中味についてです。

では,どうぞ。

 

体育同志会の全国大会は,8月5日の総会で始まった。

今回の総会は,中間総会になるので,昨年度立てた方針に対する中間総括が中心となる。

最近思うのは,方針も総括も出すとそのまま通ってしまう。

僕が言うのも変かもしれないけど,もっと意見を出してくれ!って思ったりする。

はっきり言って,マンネリ化していると思っているが,それを打開する案もない。

だから,こうしろ!ああしろ!って下から突き上げてほしいものだ。

 f:id:tomomiishida:20160814121930j:image

総会の議論は,ここでは紹介しないが,終わったら飲み会。

 f:id:tomomiishida:20160814121947j:image

 銀座ライオンだが,場所は新宿センタービルの地下。

総会は,武蔵野美術大学の新宿サテライトでやって,飲み会もまた同じビルで。

f:id:tomomiishida:20160814122013j:image

 たくさん飲みました。

最近,みんな若くなく,そのまま各自で手配したホテルへ行く。

二次会に行かない。

僕は,吉祥寺のホテルへ。

 

大会の初日は,朝走って,ややゆっくり目に出かけていく。

とても暑い一日だった。

開会行事と,分科会については前に書いた通り。

 

この日の夕方は特別講座。

僕が出たのは,森敏生さんの「平和教育としてのオリンピック・パラリンピック教育」だった。

森さんは,急な依頼でも引き受けて,きちんとした水準の話をする。

資料の集め方がとても丁寧だ。

 

この日は8月6日。

広島の日だ。

そして,この日にリオオリンピックが開幕した。

オリンピック,広島,平和を結びつけながら話をする。

 

最初は,古代オリンピック

これが行われるようになるきっかけが,やたらと紛争が多かったギリシャあたり(時代とともに領主や国そのものが変わる)で,このときだけは戦争をしないという協定を結び,それが古代オリンピックとその準備期間であった。

これを,オリンピック停戦,エケケイリアという。

それが1200年もの間つづいた。

ちなみに,近代オリンピックが始まって現在まで約120年。

1200年というのは,途方もない期間だ。

 

そして,近代オリンピックがその理念「世界平和」,「青少年の教育」をもって登場する。

しかし,その理念とは裏腹な現実もある。

最後に,ノエル・ベーカーと大島謙吉の話で,広島につながる。

No more Hiroshima, No more war. とは,ノエル・ベーカーの言葉。

ややはしょりすぎかもしれないが,高校生か大学生に講義を行うような感じで,森さんの話は終わった。

議論も活発だった。

 

f:id:tomomiishida:20160814122040j:image

この日は,6時で終了。

各分科会で交流会となっていたが,バスケ分科会はなし。

グループ学習はどうなのかと思って,森さんに聞いてみたら「知らん」とのこと。

なので,森さんと二人で吉祥寺で飲むことに。

 

この日は土曜日だったこともあり,井の頭公園から吉祥寺に向かう通りは人でごった返していた。

森さんが,昔,横森さんに連れて行ってもらったというお店があるとのことで,行ってみる。

カウンターしかないこの店は,満席。 

焼きトンの店だ。

f:id:tomomiishida:20160814122114j:image

そこで,後ろで立ち飲み。

あいたら座ることに。

f:id:tomomiishida:20160814122056j:image

 この店は面白いのは,串は全部100円。

つまみはそのほか,お新香だけ。

で,このお新香には爪楊枝が刺されて出てくる。

つまり,箸がない。

 

さらに,下の写真右のグラスは,焼酎のストレートと水(チェイサー)。

氷もない。

日本酒と紹興酒は,お燗をしてくれるが,それだけ。

オペレーションと値段を単純化している。

いい工夫だと思った。

回転も早い。

f:id:tomomiishida:20160814122129j:image

 そのあとは,京都駅の八条口にもある同じようなパブで,ビールとフィッシュ&チップスなど。

ここで,体育同志会の将来について語る。

ではなくて,先に書いたマンネリについて愚痴る。

f:id:tomomiishida:20160814122146j:image

寒いぐらいに冷房が効いたこのパブを出て,この日は終了。

 

大会二日目の分科会については,前に書いた通り。

この日は,分科会後に「文化交流の夕べ」がある。

名前が高尚だよね。

「文化交流の夕べ」は,別名「大レク」ともいう。

単なる飲み会ではなく,出し物があるのだが,これがすごい。

最初は,舞踊分科会のまじめな出し物。

f:id:tomomiishida:20160814132058j:image

 

さて,オリンピックでは,体操団体,個人総合で金を取ったが,「大レク」にも体操で1位を取る人がいる。

しかし,その人はアキレス腱断裂のため,今回の演技はなし。

きっとこの日に向けて練習しすぎたのだろう。

大阪のあの人の芸は封印されたが,大阪支部の出し物。

 f:id:tomomiishida:20160814132038j:image

 滋賀のあの人もやってくれた。

写真をうまく撮ることができなかった。

 

かなりはしょって,最後は東京支部。

良江さんの「みんな~」はまだ健在。

 

f:id:tomomiishida:20160814132123j:image

 東京の方には,本当に急なことにもかかわらずやり遂げてもらった。

感謝。

 

この日は2次会にいって,その後3次会にも行ったがこれが失敗。

次の日の夕方まで残るような飲み方をした。

 

で,次の日は「研究のまとめ」。

3日間研究をやって,終わってすぐにどうやってまとめるの?と聞かれそうだが,これも5年もやっていると要領がよくなる。

「まとめ」は,研究が始まる前に書いておくのだ。

そして,実際に見に行ったり,話をしているなかで思ったことをそこに付け加える。

だから,始まる前にまとめられていることになる。

こんなことを書くと叱られそうですが。

 

まとめは次の大会に引き継がれるように書くのがミソ。

来年は,山梨大会。

ワインを飲もう!

8月21日には,甲府に行ってきます。

 

ということで,熊本支援東京大会でした。

 

 

http://tomomiishida.hatenablog.com/