体育同志会の全国大会(熊本支援東京大会)番外編
こんにちは。石田智巳です。
今日は,体育同志会の全国大会の番外編です。
いわゆる分科会以外の中味についてです。
では,どうぞ。
体育同志会の全国大会は,8月5日の総会で始まった。
今回の総会は,中間総会になるので,昨年度立てた方針に対する中間総括が中心となる。
最近思うのは,方針も総括も出すとそのまま通ってしまう。
僕が言うのも変かもしれないけど,もっと意見を出してくれ!って思ったりする。
はっきり言って,マンネリ化していると思っているが,それを打開する案もない。
だから,こうしろ!ああしろ!って下から突き上げてほしいものだ。
総会の議論は,ここでは紹介しないが,終わったら飲み会。
総会は,武蔵野美術大学の新宿サテライトでやって,飲み会もまた同じビルで。
たくさん飲みました。
最近,みんな若くなく,そのまま各自で手配したホテルへ行く。
二次会に行かない。
僕は,吉祥寺のホテルへ。
大会の初日は,朝走って,ややゆっくり目に出かけていく。
とても暑い一日だった。
開会行事と,分科会については前に書いた通り。
この日の夕方は特別講座。
僕が出たのは,森敏生さんの「平和教育としてのオリンピック・パラリンピック教育」だった。
森さんは,急な依頼でも引き受けて,きちんとした水準の話をする。
資料の集め方がとても丁寧だ。
この日は8月6日。
広島の日だ。
そして,この日にリオオリンピックが開幕した。
オリンピック,広島,平和を結びつけながら話をする。
最初は,古代オリンピック。
これが行われるようになるきっかけが,やたらと紛争が多かったギリシャあたり(時代とともに領主や国そのものが変わる)で,このときだけは戦争をしないという協定を結び,それが古代オリンピックとその準備期間であった。
これを,オリンピック停戦,エケケイリアという。
それが1200年もの間つづいた。
ちなみに,近代オリンピックが始まって現在まで約120年。
1200年というのは,途方もない期間だ。
そして,近代オリンピックがその理念「世界平和」,「青少年の教育」をもって登場する。
しかし,その理念とは裏腹な現実もある。
最後に,ノエル・ベーカーと大島謙吉の話で,広島につながる。
No more Hiroshima, No more war. とは,ノエル・ベーカーの言葉。
ややはしょりすぎかもしれないが,高校生か大学生に講義を行うような感じで,森さんの話は終わった。
議論も活発だった。
この日は,6時で終了。
各分科会で交流会となっていたが,バスケ分科会はなし。
グループ学習はどうなのかと思って,森さんに聞いてみたら「知らん」とのこと。
なので,森さんと二人で吉祥寺で飲むことに。
この日は土曜日だったこともあり,井の頭公園から吉祥寺に向かう通りは人でごった返していた。
森さんが,昔,横森さんに連れて行ってもらったというお店があるとのことで,行ってみる。
カウンターしかないこの店は,満席。
焼きトンの店だ。
そこで,後ろで立ち飲み。
あいたら座ることに。
この店は面白いのは,串は全部100円。
つまみはそのほか,お新香だけ。
で,このお新香には爪楊枝が刺されて出てくる。
つまり,箸がない。
さらに,下の写真右のグラスは,焼酎のストレートと水(チェイサー)。
氷もない。
日本酒と紹興酒は,お燗をしてくれるが,それだけ。
オペレーションと値段を単純化している。
いい工夫だと思った。
回転も早い。
そのあとは,京都駅の八条口にもある同じようなパブで,ビールとフィッシュ&チップスなど。
ここで,体育同志会の将来について語る。
ではなくて,先に書いたマンネリについて愚痴る。
寒いぐらいに冷房が効いたこのパブを出て,この日は終了。
大会二日目の分科会については,前に書いた通り。
この日は,分科会後に「文化交流の夕べ」がある。
名前が高尚だよね。
「文化交流の夕べ」は,別名「大レク」ともいう。
単なる飲み会ではなく,出し物があるのだが,これがすごい。
最初は,舞踊分科会のまじめな出し物。
さて,オリンピックでは,体操団体,個人総合で金を取ったが,「大レク」にも体操で1位を取る人がいる。
しかし,その人はアキレス腱断裂のため,今回の演技はなし。
きっとこの日に向けて練習しすぎたのだろう。
大阪のあの人の芸は封印されたが,大阪支部の出し物。
滋賀のあの人もやってくれた。
写真をうまく撮ることができなかった。
かなりはしょって,最後は東京支部。
良江さんの「みんな~」はまだ健在。
東京の方には,本当に急なことにもかかわらずやり遂げてもらった。
感謝。
この日は2次会にいって,その後3次会にも行ったがこれが失敗。
次の日の夕方まで残るような飲み方をした。
で,次の日は「研究のまとめ」。
3日間研究をやって,終わってすぐにどうやってまとめるの?と聞かれそうだが,これも5年もやっていると要領がよくなる。
「まとめ」は,研究が始まる前に書いておくのだ。
そして,実際に見に行ったり,話をしているなかで思ったことをそこに付け加える。
だから,始まる前にまとめられていることになる。
こんなことを書くと叱られそうですが。
まとめは次の大会に引き継がれるように書くのがミソ。
来年は,山梨大会。
ワインを飲もう!
8月21日には,甲府に行ってきます。
ということで,熊本支援東京大会でした。