1月16日に「学校ボランティア報告会」が行われました。
こんにちは。石田智巳です。
僕の所属している専攻には,初等教職課程が置かれています。
その初等課程の2回生の学生が,学校ボランティアにいってきて,その報告会を1月16日の土曜日に行いました。
今日は,その報告を書いたので,その報告を載せておこうと思います。
では,どうぞ。
1月16日の朝は,10時半にホールに集合だった。
僕は,この会をやろうという「言い出しっぺ」となり,かつ初等課程の事務局長をしていたので,この報告会のために学生実行委員会を募り,動かし,そして当日を迎えた。
またこの日は,取り組みの紹介をプレゼンの形で報告することにもなっていた。
しかし,今,本当に忙しくて,一つのことにじっくり取り組むことができていなかった。
水曜日に学生たちとホールでリハーサルをすることになっていたが,僕のプレゼンは完成していなかった。
そのため,金曜日の夜と,土曜日の朝に少し集中して何とかプレゼンを作り上げた。
ホールの壇上の配置,映写機の角度の調整なども学生を含めたスタッフが行うという手作り感満載の報告会だった。
10時半には,ホールに入って,照明やスクリーン,机の配置を決めていく。
そして,実際にPCをつないで,最後のリハへ。
音楽とかでは,ゲネプロ(ゲネラル・プローネ)という奴だ。
そして,12時には生協で食事をしてから,ホールに戻る。
小大連携プログラムとして行われたため,連携小学校の先生たちも数多く来ていただいた。
以下には,当日の様子がわかるような報告文書を作成したので,そちらを読んでください。
これは,学部広報用の報告です。
「1月16日の土曜日に,学校ボランティア報告会が開催されました。このボランティア報告会は,今年からの試みです。
子ども社会専攻におかれている初等教職課程では,教育実習の改革を視野に入れた改革を構想しています。この改革の一つとして,初等教育実習の前年度に,学校でボランティアを経験しておくことを課しました。
本年度は試行的に,今の2回生全員に学校ボランティアに行くことを求めました。そのために,近隣の小学校である右京区の3校(宇多野小,御室小,花園小),北区(北下地区)の7校(柏野小,衣笠小,金閣小,紫明小,大将軍小,紫野小,楽只小)に協力をお願いをして,「立命館子ども社会専攻小大連携プログラム」を立ちあげました。
そして,初年度の学生ボランティアにおける学びの実態や成果を報告するために,この報告会を開催しました。会は後期の始めに学生実行委員を募集して,5名の体制で毎週金曜日に計画を立て,内容を決め,報告の準備を行ってきました。
学生実行委員は,いずれも子ども社会専攻の荒畑和輝(紫明小学校),小坂あゆみ(金閣小学校),桑原萌(柏野小学校),中村沙矢佳(柏野小学校,御室小学校),松本安輝子(御室小学校)の5名です(括弧内はボランティア先の小学校)。
実行委員会では,ボランティアで困ったこと,失敗したこと,感動したこと,学んだことなどを2回生の学生にアンケートを行い,それを集計して,プレゼンを作りました。また,典型的な内容については,実行委員の学生がシナリオを書いて,出演者を募って,劇形式でのプレゼン(映像)を行いました。
当日は,2回生と1回生の学生の他にも,連携校の先生方にも来ていただきました。そして,冒頭に有賀学部長にもご挨拶いただきました。プレゼンの途中では,現場の先生に「困ったこと(多くの子どもがボランティアの学生に一度に様々な要求をしてきたこと,ケンカの場面に遭遇したこと)」の対処の仕方を,実践的に話をしていただきました。会の終わりには,来賓の北下地区校長会会長の塩見孝次先生(柏野小校長)に,ご好評もいただきました。
ホールでの第1部を終えて,以学館地下の生協に移動して,第2部を行いました。第2部では,小学校の先生方や専攻の教員,2回生,1回生がそれぞれテーブルに別れて,軽食とジュースやコーヒーなどの飲み物をとりながら,交流を行いました。それぞれの先生方が,1部での困ったことへの対処法や具体的な事例についてお話いただきました。
それぞれ個別のボランティアの経験によって学んだ成果を報告,交流することで,学生たちはさらに学びを深めることができました。さらに,1回生へのアドバイスも用意されており,次年度ボランティアを行う学生にとっても有意義な時間となったと思います。そしてなによりも,実行委員を引き受けてくれた学生は,内容を深めるだけでなく会の企画や運営をになうことで,多くの学びを得ることができたと思います。
この報告会の位置づけなど,課題もありますが,今後も何らかの形でこの報告会を続けていきたいと思います。
という報告。
もっといろいろ書きたいことはあるが,自画自賛になってもいけないし,愚痴になってもいけないので,このぐらいで。
でも,学生実行委員の5名が本当によくやってくれたので,僕としては大成功だった。
実行委員を組織してよかったと思うことができました。