体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

伏見稲荷とある場所に行ってきました。

こんにちは。石田智巳です。

 

22日の日曜日は家族で伏見稲荷に行ってきました。

ついでに,もう一カ所いってきたのですが,不思議な経験となりました。

今日はその様子です。

では,どうぞ。

 

21日の土曜日は小学校が音楽会だった。

そのため,振替休日が発生して,子どもたちは,22日,23日,24日と3日間休みとなった。

子どもは嬉しいのだろうが,親にとっては迷惑な話ともいえる。

うちは共働きで,月曜日が休みではない。

もちろん,火曜日も仕事がある。

 

愚痴を言っても仕方がないので,22日の日曜日に思いついて伏見稲荷に行くことにした。

なぜ,伏見稲荷か?

京都の数ある神社仏閣で,外国人観光客に人気ナンバーワンの場所だからだ。

なぜ,人気があるのか?

入場料がいらないから。

 

思い立ったのが,昼だったので,うちから近鉄に乗って桃山御陵前駅で降りる。

京阪に乗り換えるならば丹波橋というのが普通の選択なのだが,お昼ご飯を食べるならば桃山御陵前の方が選択できると思ったのだ。

駅を出ると反対側にたこ焼き屋さんがある。

娘のハートをわしづかみにしたようで,娘はそっちへ行きたがる。

その奥には,なにやら飲み屋のようなラーメン屋もある。

家族の反対にあってふてくされる娘。

僕はそのラーメン屋でもいいと思ったのだが。

 

結局,餃子の珉珉に入った。

えらく安い店だった。

娘は途中でふてくされるのをやめて,餃子のタレを用意してくれた。

 

さて,そこから京阪電車伏見稲荷へ。

降りると踏み切りのところですでにすごい人がいる。

僕は初めてだったので,全体像も知らないし,そもそも駅からどのぐらいのところにあるのかも知らない。

とりあえず,車で来なくてよかった。

すごい人で,車も動けなくなっていた。

 

駅からの道は,土産屋,食べ物屋などが並び,そして屋台がたくさん並んでいる。

写真は,その道から見た桜門。

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息子はこの団子が食べたいというので,10分以上並んで白と緑の2本を買った。

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桜門,本殿をみてから,いよいよめあての千本鳥居。

ここが入り口。

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正面に入るとこんな感じ。

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かなりの人で歩くのもゆっくりになる。

みんな途中で写真とかとっているからね。

鳥居は,人が買ってそれに日付と名前(会社名)をいれて,それを立てるようだ。

だからどんどん増えていくというイメージなのだろう。

ちなみに,一番安いので175000円。

高いので,132万円ぐらいだった。

妻は,それで名前が残るならいいよねといっていた。

なるほど。

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途中で,右ルートと左ルートに別れる。

これも大量にあるからだろうか。

なんだか,渋滞緩和のために2つのルートを作った天王山トンネルみたいだ。

 

下の写真は,ずいぶん歩いたところでお父さんと息子。

二人ともなで肩で同じだ。

息子も肩こりになりそうだ。

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肩こり,ぎっくり腰,肉離れの三重苦の僕としては,息子にはそうなってほしくないものだと思う。

と思って歩いていると,なんと。

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腰神不動明王がある。

足腰に効くようなので,ついお線香を買って祈願してしまった。

 

こうして,ずっと歩いていると一周して千本鳥居の入り口に出てきた。

娘は途中まで鳥居の数を数えていたが,1400ぐらいでやめた。

数え方がテキトーになってきたし,とりあえず1000本あることがわかったから。

それでも,一応,途中にあった地図を見て一周したのだが,どうやらどこかはわからないけど,ある三叉路を左に行ったのですんなり戻ってこれた。

それを,右に行けばあと1時間ぐらいかかったかもしれない。

 

家から伏見稲荷駅に着いたのが,13時40分ぐらい。

それで,駅に戻ってきたのが,15時40分ぐらい。

2時間ほど歩き続けたということになる。

 

しかし,実は観光はまだ終わらない。

というか,ここから修業のようなことになってしまった。

京阪電車でもう一度伏見桃山駅に戻る。

近鉄電車は桃山御陵前駅になる。

ついでに,JRは桃山駅である。

 

桃山御陵を見ようということになったのだ。

桃山御陵前駅を出ると東側に大きな鳥居がある。

これが何の鳥居なのかわからないのだが,桃山御陵前というぐらいだから,御陵(天皇陵)はすぐ近くにあるのだろう。

誰のお墓かも知らないが,通勤で毎日通っている場所なので,ついでにいっておこうと思ったのだ。

 

この鳥居を通ってしばらく上っていく。

途中で「伏見桃山城運動公園は信号を左」とある。

いつの間にか,目的地を伏見桃山城に換えて,左へ歩いて行く。

しかし,誰も歩いていないし,立派な民家があるだけ。

かなり歩いた(登り)ところで,奥に駐車場が見える。

そして,右に行く厳かな雰囲気の砂利道がある。

 

そこで,この砂利道を行くことに。

これが失敗で,砂利道を歩くこと数分で,大きな砂利道に合流。

これがまた立派な砂利道。

子どもの頃,熱田神宮を歩いたときのことを思い出す。

これを右に行くと駅っぽい。

だから左に行く。

この大きな砂利道は周りの木々がすごい立派。

 

それはいいのだが,行けどもいけどもなんにもない。

ようやく「参拝道→」と書かれた看板に出会うが,これまで全く文字の案内がなかった。

そして,結果的に目的地は御陵になったのだが,何も書かれていない。

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宮内庁の施設のようだが,こんなに立派なものが,そして熱田神宮延暦寺と同じぐらいに霊験あらたかなという表現があうような御陵が,地図(iPhoneのマップ)にも載らずにあるとは。

 

地図には,桓武天皇の御陵は書かれていたので,それだと思ったていたが,家に帰って調べてみたら明治天皇陵だった。

そんなことも知らずに,7年半も通っていたのだった。

 

しかし,駅から30分以上も歩いてようやく目的の地?へついて,そこから帰りは下りだからよかったものの,20分は歩いた。

ひたすら歩いて,子どもたちは帰りの電車で寝ていた。

 

またどっかに連れていこう。

 

 

 

 

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