体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

ランニングの記録 6月の記録

こんにちは。石田智巳です。

 

7月になったので,6月の走りを振り返ってみたいと思います。

雨の影響もありましたが,そんなに強くはなかったという印象です。

では,どうぞ。

 

まずは,昨年の6月の記録だ。

これを読むと,充実した走りであったようだ。

日曜日は5回あって,学会で仙台出張から帰ったとき以外の4回は,20キロ走をやっていた。

しかも,1回は25キロを走っていた。

ポイントの次の日のジョグはさすがにゆっくりだった。

しかし,その他の日のジョグは速くて,金曜日のジョグは12キロとかになっている。

ケガもなく,肩凝りもなく,充実していた。

走行距離は,265キロだった。

 

次に,5月の記録を確認しておきたい。

5月のランニングの記録を見ると,結構大変だったことが書いてあった。

4月末に,肩凝りからくる頭痛がひどくなって,上旬は走れない日が続いた。

下旬になると走れたのだが,10キロ程度の走りが中心で,ポイント練習もあまりペースがあげられていなかった。

それで,走行距離は192.4キロだった。

 

この流れで今年の6月を見た方がいいようだ。

でも,5月は最後,毎日のように走れたのだ。

昨年の6月は,きついトレーニングの後は,ゆっくりしたジョグだったが,これはおそらく速く走れないぐらいに足が疲れていたのだろう。

しかし,5月はジョグが速いのは,ポイントで足が疲れ切っていなかったからだ。

そこでというのか,5月最後に速い走りとゆっくりしたジョグのメリハリをつけることにした。

 

そういった仮説をもって6月に入った。

5月最後の日が日曜日で,この日は10キロをキロ4分40秒というやや中途半端なポイントトレーニングだった。

そして,6月1日は,足が軽いのだが,言い聞かせるようにゆっくりとジョグした。

そして,その後,6月は,水曜日の8キロ走,日曜日の15キロ(ぐらい)走とその他の日のジョグとメリハリをつけてみた。

 

でも,ゆっくりしたジョグはあんまりよくないこともわかった。

よくないのではなく,木金土の3日はゆっくりしたジョグにしても,何のためのトレーニングかがわからなくなってきたのだ。

一番つらいのは,ランニングハイが来ないので,走っていても頭の中がすっきりせずに,走るそのことが苦痛になっていたことだ。

 

そこで,水曜日と日曜日の間は,木曜日はゆっくりと8キロほど,金曜日は速めのジョグで10キロ,そして土曜日はWSを入れた短め(4~5キロ)のジョグか,なしにすることにしてみた。

同時に,日曜日から水曜日までは,月曜日に5~8キロ,火曜日に5~7キロで2日合わせて12~3キロぐらいを体調次第で決めようと思った。

 

これは,要するにポイントトレーニングの日に足を軽くして望むという,川越学さんの教えを自分なりにアレンジして出した答えであり,仮説なのだ。

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レースを意識して走ることをはじめて,この本をたまたま手にとってみたら,この人に呼ばれたような気がした。

だから,途中で浮気をしてみたこともあったが,基本はこの人の考え方を取り入れている。

 

金曜日に少し速めのジョグを入れることで,速いポイントトレーニングと,ゆっくりしたジョグだけではないメリハリを自分なりにつけてみた。

途中で気づいたのだが,これはよかった。

1週間が6とか8日とかの偶数だったら,強い弱いを繰り返せばいいのだが,現実には7日なのだ。

だから,強く長く走ったら,二日かけて回復させるように設計し,短く強く走ったら1日かけて回復させて,さらに軽く刺激を入れるような速めの10キロジョグをして,また一日かけて回復させる。

これが,今の自分のランニングの物語である。

 

物語に関していえば,もう一つの転機があった。

21日の日曜日は,横浜にいて中華料理をたっぷり食べて走りに行った。

5月ぐらいから,食べる量を全体的に減らしていたのだった。

そして,その日は父の日だったので,あんまり遅くなってはいけないと思って,13キロだけ走ることにした。

ところが,足が軽く,あんまり無理なく,1キロ4分37秒ペースでいけたのだ。

その理由を考えてみて,はやり腹一杯食べるということだった。

 

そこで,次の水曜日の8キロ走のときも,お昼に結構食べて臨んだ。

そうしたらなんとびっくり。

それまで途中でバテたり,スピードもキロ4分30秒ぐらいでしか走れていなかったのに,その日は4分19秒ペースで走れたのだった。

 

僕はそれまで,「走れないのは,肩凝りや腰痛など体調が悪いからだ」という物語を採用していた。

しかし,そうではなくて,「走れないのは,腹が減っているからだ」という新たな物語がつくられた。

そうして,日曜日に走ってみたら,16キロを4分33秒ペースで走れた。

これまたびっくり。

 

こうして,1週間の走る内容の考え方と食事の考え方の二つが僕のランニング物語の柱として登録された。

これらの物語が採用されてまだ日は浅いが,これまで半ば強制的に,脅迫的に走っていたのが,この日の目的は何のためかがはっきりしてきたので,やらされ感が減ったと思う。

 

さて,6月は27日走って,トータルでは251.94キロ。

今はこのぐらいの距離が適当なのだと思う。

 

あとは,2~3週間トレーニングをしたら,1週は緩める週を作ってもいいのかもしれない。

 

7月は暑さとの闘いになると思いますが,また暑さに対抗する物語を作れるようにしたいと思います。

 

 

 

 

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