体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

偶然の話 教え子と新宿で会った話

こんにちは。石田智巳です。

 

昨日のブログで,新幹線で教え子にあった話を書きました。

そのことで,いろいろ思い出していたら,いくつか出てきたので紹介します。

ただし,今日は一つだけです。

では,どうぞ。

 

昨日のブログにアップした彼女は,2007年に入学した学生で,卒業した今はスポーツイベント関連の会社で働いているようだ。

よく,FBにもスポーツ関連の記事をアップしている。

彼女は,保体の免許を取っていて,大阪の高校で教育実習をしたときの話をしてくれた。

卒業してからも,一度研究室に遊びに来てくれた。

 

そういえば,以前にも東京で教え子に出会ったことを思い出した。

彼は,僕のゼミ生だったが,卒業して経営の研究科に進学した。

スポーツの経営,マーケティングになるのだろうか。

修士論文の提出の前に,わざわざ持ってきてくれた。

 

その彼は,食品関連の企業に就職した。

僕も時々そこの商品を買う。

やはり教え子が行った会社というのは,ひいきにしてあげないといけないと思ったりする。

 

それで,昨日のブログのように,体育同志会の全国常任委員会で東京に行ったときに,彼に会った。

それが変な場所で会ったのだ。

新宿の西口を出て,線路沿いに北の方へいくと,大ガードの交差点に出る。

それをもう少し北に上がって(京都っぽい言い方だ),左(西)に入ったところにある天狗という居酒屋で会った。

 

僕らは常任委員会のあとで,おまけにEGG(OB組織)の学習会のあとで,その飲み会には20人ぐらいでいたと思う。

個室を借りてみんなで飲んでいた。

それで結構飲んで,トイレに行くため席を立ったのだが,その帰りに,隣の個室の入り口が開いた。

開いたから何気なく,そちらを見たら,彼と目があった。

 

「なにやってんの?」

一瞬,時空を越えたようで,自分がどこにいるのかがわからなくなる。

会社の飲み会だという。

若い人が多くいたと思うが,「よしきをよろしく」となんだか訳のわからないことを言って個室に戻った。

 

話はそれだけだが,新宿といえば,いったいどれだけ人がいると思っているの?というぐらいいる。

お店の数もすごいし,西口には高層ビル街がそびえ立っているのだ。

そのなかで,教え子に偶然会うというのは,50mプールで落としたコンタクトレンズを見つけるようなものではないか。

 

ところで,彼との新宿での出会いには,僕の人生にとって何か意味があるのだろうか。

本当に単なる偶然の再会なのか,それともそのことによって僕の中にある何かのベクトルが変化したりしたのだろうか。

それは,日曜日の教え子との出会いもそうなのだが。

 

コインシデンスという言葉がある。

偶然の一致というのか,いや,やはり必然なのか。

セレンディピティというのとは少し違うのかもしれないが。

 

多分,すでに彼との出会いによって,僕の中の何かが変化したのだろう。

それは,そのことによって,もしかしたらその筋の人に絡まれたのが避けられたということで,そのために何もなかったと思っているだけなのかもしれない。

あるいは,「この出会いには何の意味があったのだろうか?」と問うたそのことなのかもしれない。

 

月曜日にも,会議が遅くなって,電車の時間があるので,急いで帰ろうとした。

大学のなかを歩いていたのであるが,前から来た車が止まって,窓が開いて声をかけられた。

前に体育館で働いていた方だった。

その方は仕事で公用車に乗っていた。

 

それで,「お久しぶりです」といったような,とりとめのない話をして別れたのだが,あれにも何か意味があったのだろうか。

基本的に,大学に車は入れないし,僕が歩いていた道で,車が通れるところはほんの15mぐらいしかない。

そこにそのタイミングで会うということは,何かがあるのだろうか。

びっくりしてお腹がすかなくなって,体重がわずかながら落ちただとか。

もちろん,それぐらいの減量では,自分にさえ気づかれないのだろうが。

でも,それによって病気になるのが1日遅らされて,結果として寿命が1日延びたとか。

あるいは,「この出会いには何の意味があったのだろうか?」と問うたそのことなのかもしれない。

 

偶然の一致や出会いは嬉しいものです。

 

 

 

 

 

 

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