体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

ランニングの記録 木津川マラソンの記録

こんにちは。石田智巳です。

 

今日は,日曜日に走った木津川マラソンの記録です。

何とか間に合わせて,何とかスタートラインに立つことができました。

では,どうぞ。

 

日曜日は朝6時40分の起床だ。

金曜日の夜遅くまで仕事をしていたこともあり,土曜日につい昼寝をしてしまい,結局,土曜日も夜遅くまで寝ることができずにいた。

変なリズムができあがってしまっていた。

だから,やや寝不足もあるかもしれないが,だいたいにおいて,睡眠もばっちり,体調も万全なんてことはあり得ないのだ。

 

朝起きたら,とりあえず着替えて外へ。

身体を起こすために,身体を動かす。

小雪がぱらついていた。

距離にして600mか800mぐらいをノロノロとジョグしたり,体操やストレッチを入れてみたり,軽いWSを入れてみる。

前日の昼も夜も,カーボローディングをしていたが,朝もキチンと食べる。

 

そして,いろいろな仕込みを。

まず,コンタクトレンズを入れる。

コンタクトは,今ではランニングのときだけだ。

 

それから,足の裏にアーチをつくる。

これはテーピングでやるのだが,すごく大切なことだ。

いつもマラソンを走っていると,途中で足の裏が固く弾力がなくなってくる。

これでは途中からきつくなるので,アーチを高く保つようにテーピングをする。

you tubeでも見ることが出来るし,もっと簡単に土踏まずを持ち上げるようにテープを巻くだけでもよいと思う。

ついでに言えば,今回は,ザムストの靴下を履いたら,足に血豆や爪の下の損傷は全く無かった。

大当たりだった。

 

仕込みがすんだら,出かける。

今回のマラソンは,僕の利用する駅から急行で10分。

そこから,歩いて25分に会場がある。

まあ,家から1時間もかからないのだから贅沢は言えない。

 

会場に着くと,「がんばってください!」との声がかかる。

体育同志会の長尾さんだ。

スタート&ゴールの係のようだ。

 

なお,体育同志会の人はこのマラソンに関わっている人が多い。

昨年の『たのしい体育・スポーツ』7.8月合併号は,表紙が木津川マラソンのスタート地点で,なかにコラムもあった。

時間制限のない大会なのだ。

 

荷物を置いて,ゼッケンをつけて,体を動かす。

高石ともやさんがギターを弾きながら唄っている。

寒いのに,生ギターだ。

こっちもがんばらねばと思う。

 

スタートの招集がかかる。

フルマラソンの人数は2495人だそうだ(あとでわかったことだが)。

僕はゼッケンが550番だ。

だから,自己申告タイムが550番目なのだろうか。

 

10時ちょうどにスタート。

37秒遅れでゲートをくぐる。

すぐに河川敷から土手に上る。

 

今日は体調がよくない中で,なんとか出場することにできたので,ペースはキロ5分20秒に設定した。

5分20秒を下回らないように,でも,余裕があっても上げないようにすることを目標に。

とにかく前半はこのペースで行って,いけそうだったら後半に上げればいいし,無理そうだったら下げればいい。

その基準が5分20秒だった(根拠はなし,ただの勘)。

 

スタートして川を南へ向かう。

コンディションは悪くない。

体調は,足が太ったという感じで,身体全体がやや重い。

最初の1キロを見事に5分20秒で入るが,スタート直後の動かなさからすれば,途中でかなりペースを上げたトータルということになる。

だから,その地点では少し速かったのだと思う。

 

そこから,だいたい5分15秒ぐらいをキープしていく。

土手の上に出ると,風が待ってましたとばかりに強くふく。

そして寒さをもたらす。

しかし,最初は追い風だった・・・。

これは昨年の3月に,間寛平マラソンを走ったときと同じパターンだ。

要するに,折りかえすと次は20キロ北へ向かうのだが,その間ずっと向かい風になるという奴だ。

そして,見事にそうだった。

向かい風がきつくて寒い。

 

20キロ弱でスタートのあたりに戻るが,この頃はかなりきつかった。

最初の10キロはペースがキロ5分16秒。

次の向かい風の10キロは,5分18秒。

タイムが悪くないのは,それだけ頑張ってしまったからだろうが,20キロあたりで「これは無理だ」と思った。

なにしろ,あと22キロもあるのだ。

半分もいっていない。

 

景色も変わらず,風もきついし,寒くて,何だがめげそうになっていたが,23キロぐらいからなんとなく安定してきたというか,落ち着いてきた。

きついことには変わらないのだが,頭がクリアーになってきたのだ。

ランニングハイではないと思うが。

 

ただ,このとき道幅が狭くて,ハーフマラソンの折り返しの人たちもいて,道が混んでいた。

身動きが取りにくく,抜くのが難しい状況にあった。

ときどき,抜くと抜き返してくる人がいるが,自分のペースを自分で乱している。

あれは不思議だ。

で,30キロまでの10キロは,キロ5分21秒のペース。

 

このペースはあとで計算したもの。

今回はガーミンがぜんぜん機能しなかった。

だいたい970mぐらいで1キロの表示を出すから,走れば走るほど,道路にある1キロごとの表示と時計の1キロの表示がずれていく。

だから,右手にはめていたストップウォッチでラップタイムを計っておいたのだ。

 

31キロで折り返し。

まだまだ頭もクリアーだし,足も大丈夫そうだし,なにしろ追い風になった。

同じように走っていても,体感で速いのがわかる。

ガーミンをみても,明らかに速い(ズレがあるのでより速く表示されるのだが)。

 

マラソンを走るときは,いつもレースを7キロごとに6分割して考える。

14キロで3分の1,21キロで2分の1,28キロで3分の2。

そこからは,30キロ,35キロ(7分の6),37キロ(残り5キロ),あとはカウントダウンで40キロ,41キロ,42キロと残り。

頭の中では,あと5キロだとか,あと3キロだとか思いながら走る。

あと2キロを切るとあと100mを18本,17本,16本とか,ずっと時計を見ながらやっている。

 

ちなみに,35キロまでの5キロは,26分10秒。

1キロは5分14秒で,少し上がった。

35キロから40キロまでの5キロは,25分27秒。

1キロは5分5秒で,かなり上がった。

 

残り2キロぐらいになったら,突然,日が照ってきた。

しかし,寒さも暑さもここまで来るともう関係ない。

カウントダウンしながら,ひたすら走る。

ゴール付近は応援の人が増える。

周りに走っている人がいないので,応援が全部僕に向けられているのがわかって嬉しい。

 

そして,ラストスパート of ラストスパートs。

そして,ゴール。

この2.2キロは,4分47秒のペース。

ゴールをすると,体育同志会の(全国の)福川さんが出迎えてくれた。

 

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嬉しかった。

とにかく,走り終えたのだ。

もう走らなくていい(笑)。

紆余曲折あったけど,無事完走した。

タイムも悪くない。

 

結果は,3時間41分20秒(ネットタイム)。

ペースは5分15秒だった。

最後にペースが上げられたのがよかった。

マラソンとしては理想的だ。

 

家に帰って,ゆっくりくつろぐ。

駅まで迎えにきてもらい、家で子どもたちからおめでとうの大合唱。

毎日ふくらはぎのマッサージや,禁酒に合う食事作りでさりげなくサポートしてくれる妻にも感謝。

家でゆっくりくつろぐ。

 

朝起きたら,左膝の外側が猛烈にいたい。

寝ていても痛くて動かせなかった。

起きあがるのも苦労,階段の上り下りも苦労。

そこで,病院に行った。

そうしたら,単に靱帯がすれて炎症を起こしているだけとのこと。

よかったよかった。

でも,まだ痛い。

 

これで今シーズンのレースは終わりです。

充分に休養して,また次に向けての取り組みを考えます。

 

 

 

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