体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

新宿で原稿を書く話

こんにちは。石田智巳です。

 

土曜日は,新宿に移動して,体育同志会の新宿事務所に来ています。

ここで,12月末締め切りの原稿を書いています。

今日はその話です。

では,どうぞ。

 

新宿事務所に来た。

四役会議が行われるのであるが,その前にどうしても原稿を書く時間と空間と資料がほしくて,ここで仕事をしている。

僕に与えられた原稿の内容は,体育同志会の研究組織の変遷を60年分まとめるというものであるが,それを書くには資料がいる。

資料は,京都の資料センターか,新宿の事務所なのであるが,とりあえず時間を気にしなくていいので,新宿でやることにした。

 

とはいえ,資料を読んでどんどん書けるというものでもない。

なので,およそこんなことをこんな順番で書いていこうというものは,あらかじめ用意してきたのであるが,資料を読んでいると,いろいろ新しい発見が出てくるし,自分の構想では上手く書けないこともわかったりして,悩んだりする。

 

今日は,とりあえず家にない『運動文化研究』のバックナンバーから,80年代以降の研究のテーマや組織,議論状況などを探ることを目的としている。

しかし,それを先にしないといけないと思いながら,資料を読みながら,メモを作成していて,すっかり日も暮れかけてきて,やるべき順序が違うことに気づくのである。

 

ちなみに,新宿は今(夕方の5時半過ぎ),大雨である。

昼過ぎに着いたときも少しは降っていたが,傘を差すまでもない程度であった。

雨のため,高層ビル街も煙っている。

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僕は机で作業をしているのだが,畳の部屋の書架には,史料がぎっしりある。

でも,散逸したものもあり,きちんとそろえ直さないといけないと思う。

みんながそんなことを思いながら,できていないのだろう。

上にある白と緑の本が『運動文化研究』。

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この『運動文化研究』は,1982年に体育同志会の年報のような形で出されるのだが,それまでは,下のオレンジの雑誌「運動文化」の臨時創刊号としてだされていたものである。

そして,「運動文化」は,この年になくなり,『たのしい体育・スポーツ』へと姿を変えることになるのだ。

こういったことも,研究の組織上の問題でもあるので,原稿に載せていくことになる。

 

ちなみに,事務所に来る前にスーパーで紙パックのジュースを買って,冷蔵庫に入れた。

そのときに,中味がいつも同じなので少し気になって見てみた。

まずは,味ぽん

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2003年11月が賞味期限。

約11年前だ。

次に袋に入ったままのマヨネーズ。

云ってみれば,新品のままなのだが。

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1995年12月。

19年前のだ。

さすが,古い史料がそろっているだけでなく,こんなものまでとってある。

見なかったことにしよう。

 

ということで,これから『運動文化研究』から大会のテーマ,分科会の変遷などを拾っていくことにしよう。

 

 

 

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