Japanese Garden in CSULB
こんにちは。石田智巳です。
今日は,キャンプナゲットという障害を持った子どものプログラムで,Japanese Gardenに行ってきました。
大学の中にあるのです。
では,どうぞ。
このキャンプも今日で2週間が終わることとなった。
残り2週間であるが,よくできたプログラムである。
一日3時間で,20日もあるので,飽きてしまいそうだが,よく工夫がされている。
先週の金曜日は,最初に全体での活動があった後で,全体写真を撮って,そこからみんなでダンスをやって,プールで泳いだ。
今日は日本庭園。
来週は何だろう?
今日は最初のグループごとの挨拶が終わったら,全員でJapanese Garden(以下,日本庭園)に行った。
学部の建物からは結構歩くことになる。
以前,この存在を知ったときに,行ってみようと思っていたが,そのときはまだIDがなかったので,入るのに5ドルかかると知ってやめた。
今日はプログラムの一環なので,IDは要らないし,料金も要らない。
なんだか,O・ヘンリーの短編みたいだ。
下の写真は,お金を払うところの前になる。
いきなり,雰囲気を出している。
スタッフのメンバーはみんなこの日本庭園が好きだといっていた。
なんか京都みたいだ。
中に入るといきなり池がある。
池には鯉がいて,鴨もいる。
昨日,鴨じゃなくてアヒルの砂肝を買って食べたけど,これはイマイチだった。
関係ないね。
ここで働いている方がガイドをしてくれて,子どもたちに話をしてくれていた。
そのなかで,鯉の話が出てきて,「最も年とった鯉は何歳だと思う?」と子どもたちに訊いたら,なぜか「240歳」と答えた子がいて,「正解」だそうだ。
なんでわかる?
鯉の話の続きで,鯉の模様は決まったものがなくて,自然のミステイクでいろいろな形になるそうだ。
それで,オークションでこれまでに一番高かったのはなんとクオーターミリオンダラーだから,2500万円ぐらいということになる。
そして,ときどきオスプレイがやってくるともいう。
最初は意味がわからなかったけど,そのオスプレイはタカやワシの仲間で,魚をつかんで持って行ってしまうということだった。
Ospreyは辞書で調べたらミサゴ(タカの仲間)となっていた。
きな臭いわけではない。
池の端には,小さな滝のようなものも作られている。
茶室も作られていて,左手の人形の横に入り口がある。
千羽鶴とか飾りはちょっとこのワビサビには合わないような気がするが,まあ日本らしさを強調したということだろう。
そして,枯山水の庭もあった。
こういう「見立て」という感覚は,アメリカの人にはどう感じられるのだろうね。
それにしても,竜安寺が意識されているのかな。
池の感じといい,枯山水といい。
石庭は向こう側が白い壁なので,もっとワビサビが強調されている。
今回ガイドをしてくれたAlisonさん(右)と,このプログラムの責任者であるBarry先生との写真。
アリソンさんとは,少し話をする機会があった。
彼女は24歳の時に日本に行って5年間暮らしたそうだ。
嵐山にいたことがあると行っていた。
立命館から近いね。
それで日本人の彼氏ができて,結婚したかったが結局駄目になったということだった。
向こうの親はその彼氏が必要で,アリソンさんの親も彼女が必要だから,分かれざるを得なかったようだ。
その彼氏は関西学院大学の教授だということだ。
研究の中味も聞いたけど,ここに書いたら特定されるので,それはなし。
そして,日本食のおいしいレストランを二つ紹介してくれた。
日本から帰ったばっかりのころは,日本とアメリカの違いに逆カルチャーショックを受けて,特に食べ物に困ったということだった。
特に20代で5年も行っていれば,味覚は変わるかもしれない。
困っても,家族も友達も日本のことがわからないから,何を困っているのかわかってもらえなかったという。
だから,僕のことを心配してくれたのだ。
確かに,僕は刺身を2回しか食べていないし,あんまり満足していない。
もともと,これまで3ヶ月いて一度も夜ご飯を外で食べてないのだから,おいしい刺身にあたるのは難しいだろうけど。
それにしても,アリソンさんの英語は聞きやすく,わからない言葉があると,日本語で説明してくれるのでとても助かった。
ということで,また季節が変わったら来てみようと思った。
そして,連絡先をBarry先生に教えてもらったので,連絡してから行くことにしよう。
ところで,なんでここに日本庭園があるのだろう?
最も基本的な問いが出てきたので,今度調べてみよう。
プログラムが終わって,今日もロングビーチを見て回ることにしたけど,その話はまた今度にします。