Venice beach & Marina del Ray
こんにちは。石田智巳です。
23日の土曜日に,トーランスを離れて久しぶりにベニス・ビーチ方面に行ってきました。
今日はその話です。
では,どうぞ。
昨日の記事に書いたように,この週は月曜日から金曜日まで毎日大学で障害を持つ子どもたちの体育プログラムに参加した。
毎日参加していると,少しずつ話しかけてくれる人も増えたり,準備や片付けの手伝いなんかをしていると,会話が増えてくる。
それがねらいなので,参加してよかったとつくづく思う。
それで充実した1週間(振り返ればだけど)だったので,週末は遊びに行くことにした。
というか,ようやく遊びに行ってもよいというGoサインを自分に出すことができた。
朝起きて,掃除をして,送ってもらった『地球の歩き方 ロスアンゼルス』をめくる。
これ「ロスアンゼルス」になっている。
多くの場合「ロサンゼルス」表記するけどね。
ある人に言わせれば,「カタカナという便利なもので英語を表してしまうから,日本人は英語ができない」そうだ。
それもそうだね。
僕もLとRはやっぱり駄目。
と書いていたら,せめてタイトルだけでも英語の綴りにしようと思い,タイトルを書き換える。
それで『地球の歩き方』を見ていたけど,別に行きたいところはない。
というか,偏見に満ちたこの本は,ロスの中心部とあと有名なところしか載っていない。
それで,僕はハリウッドだとか,ビバリーヒルズだとかに興味がない。
ダウンタウンとか町の方にも行きたいと思わない。
よく調べておかないと,行ってもそれだけとなりそうだからかな。
なんとなく,怖いイメージがあるからか。
スキッド・ロウとか。
『地球の歩き方』の地図には,「治安の悪い地域」には斜線と色分けがしてある。
前に北に向かってランニングで行って何となく街が変わったと思ったことがあったが,そこも色がついていた。
車で迷い込んで,「あれっ」と思ったところもそうだ。
なんて思っていると行くところがなくなるので,お昼に何を食べるかで考えることにした。
こちらには,日本語の情報が載っているフリーペーパーが結構あって,その中にラーメンを特集しているものがあった。
それを見ていて,一番おいしそうだと思ったのが,ベニスビーチにあるお店。
こっちは豚骨ラーメンがうけるようで,トーランスの博多一幸舎だとか,ガーディナの新撰組だとかが人気がある。
しかし,ベニスビーチ(ヴェニスビーチ)にあるベニスラーメン(ヴェニスラーメン)というお店は,豚骨もあるけど,澄んだ醤油のスープのラーメンがあるようで,それがすごくきれいに見えた。
という理由でベニスラーメンに行って,そこから世界最大のヨットハーバーを見て回るという計画を立てた。
とりあえずガソリンを入れて,405を北へ。
ベニスビーチは空港のすぐ北なので近いのだが,いつ通っても混んでいる(言うほど行っていないが)。
90という道路に乗り換えて降りると割と近く。
前に行ったときも,大通りから中に入ったところにある道路に合法的路駐をしたが,今回も同じように路駐する。
歩いているとリスがいたので,カメラを向けたら「やるか?」という顔で見られた。
「やらない」と合図すると安心して食べ始めた。
通りへ出ると,ベニスラーメンのお店がある。
中に入ると,お客は日本人を含めた東洋系の人が多い。
アメリカ人(と思う)もいた。
メニューを撮り忘れてしまった。
醤油ラーメンを頼む。
きれいなラーメンで,こちらは麺の量が多い。
というか,アメリカンサイズ。
スープは澄んでいて,ごまかしがない。
麺もとてもおいしい。
こっちに来てラーメンを食べても,麺があんまりという思いをしていたが,ここのはおいしい。
ただ,チャーシューがロースなのか,少し堅い。
アメリカ人は脂身を嫌うからなのかな。
とってもおいしく食べて,支払い。
12ドル+税+チップで15ドルほど。
日本円に直すとやってられなくなるのだが,そんなこととを行っていたら何も食べられないので,週に1度ぐらいは食べることにする。
さて,車に乗ってマリーナをまわってみる。
今日も曇り空。
雰囲気が伝わるかどうかわからないけど,人工のヨットハーバーでこういう場所が,8つほどもうけてある。
意味がわからない場合は,「マリーナ・デル・レイ」とグーグルマップに入れて検索してみるとわかると思うので,どうぞ。
中には,船の家というようなものもあった。
ハーバーの合間にはマンションが建っているが,これはセレブが住むところだろうね。
それにしても,セレブが多いということなのか,ものすごい規模で建っている。
ハーバーを一回りして,もう一度同じ場所に車を駐めて歩いて戻ると,ファーマーズマーケットがある。
規模は小さいけど。
そして,元々人工の施設だけど,ビーチもある。
波がないので,子どもが遊ぶにはちょうどいい感じ。
ここから今度はベニスビーチに向かう。
歩いて10分はかからないぐらい。
途中,前にも偶然迷い込んだ運河が見えた。
きれいにしてあるね。
運河を通り過ぎるとビーチの入り口。
1回18ドルだ。
僕は合法的にタダ。
駐車できる台数が示してあるのは良心的。
この入り口のすぐ後ろがピア。
ビーチの様子はこんな感じ。
なんだか寂しい感じだけど,これは腕の問題。
遠くには隣のサンタモニカも見える。
頭の中では「キテー,キテー,キテー,キテー」が流れ始める。
でも今日は行かない。
ピアの先に行くと,釣り人がいるのだが,その下にはアシカがいる。
レドンドでも同じような光景を見た。
レドンドのあいつは下品なハンドボール部員のような泣き声を響かせていたが,この子は何も言わない。
おばちゃんが釣った魚をあげていた。
なんか変だ。
ビーチを後にして,車に乗ってフィッシャーマンズ・ビレッジにいく。マリーナが大きいので,車で行っても結構かかる。
目印は,この小さな灯台。
その下では,音楽に合わせて踊っている人たちがいる。
こっちの港って陽気な感じがするね。
日本はもう断然「演歌」だけど。
クルーズができるようになっていた。
このビレッジは,いろいろお店もあって,服を売っているおばちゃんに声をかけられたので,少し話をする。
日本には東京の芝公園に友達がいるということだ。
芝公園は東京タワーがあるところなので,そのことを言おうと思ったけど,東京タワーって英語でなんて言うのかな一瞬考えて,Tokyo Towerだと気づく。
そのまんま。
おしゃれな繊維で作られたかわいいデザインの服があって,39ドルを25ドルにするといわれたのだが,夏に家族が来たらそのときに連れてくるとお茶を濁して立ち去る。
これで,今回のベニス・ビーチとマリーナ・デル・レイ観光は終わり。
やっぱり,せっかくロスに来たんだから,いろいろ行かないといけないと思いました。
番外編
帰りは,アーテシアで降りて,台湾系スーパーに行って,買いました。
またか!
といわれそうだけど,今日は豚タンを食べると決めていた。
豚タンは,皮が柔らかいので向く必要がないとのこと。
だから,捌くのも簡単。
ただ,タン元の周りは脂肪だらけで,それを除くとかなりかさが減る。
フライパンで焼いて,塩とレモンで食べる。
ほどほどに柔らかくて,コリコリしておいしかったです。
これで4ドルは安い。
1位 牛タンの奥,2位 豚タン,3位 ラムタン
でも,値段と手間を考えると,豚タンがよいですね。