体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

肉を食べる2 牛タン

こんにちは。石田智巳です。

 

前々回は,お肉の事情を簡単に紹介して,牛の心臓(ハツ)を食べた話を書きました。

そのときに,心残りだったのが,牛タンです。

牛タン1本がパックされて売れていたのですが,残念ながら量が多いので見送りました。

でも・・・,今回は買ってきました。

では,どうぞ。

 

前回,いろいろな国のスーパーの事情を簡単に説明したが,今はアーテシアという通りにある台湾系のスーパーにはまっている。

ここは,台湾系であり,中国系であるので,置いてある調味料も本格的で,安い。

そして,やはり肉が充実している。

 

でも,今日の目的は,この台湾系のRanch Marketの話ではなくて,やはりメキシコ系のスーパーで買い物した話。

このNumero One というスーパーは,カーソンという通りを東の方に行ったところにある。

その向こうに,フィリピン系のスーパーがあり,それをずっと北に行くとこの台湾系のスーパーがある。

大学からは,405というフリーウェイから110に乗り換えてすぐなのだが,あるとき迷って,行きすぎてしまった。

次の出口を降りると,左がガーデナで,右がコンプトンと書かれている。

コンプトン・・・・,犯罪率No.1の街・・・・。

 

ドキッとしながら,反対側に回るとカジノがある。

う~ん。

話がそれた。

 

そのメキシコ系のスーパーに行ってみた。

今日は日曜日なので,家にいてもアパートに住む子どもたちが騒ぐばっかり。

だから,どこかへ行こうにもあんまり気が進まない。

それで,昼にご飯を食べてから,スーパーを巡ることにした。

狙いは牛タン。

もし,20ドル以下で売られていたら買ってみることにした。

高かったら買わない。

 

果たして,3本売られていて,そのうちの1本が17.73ドルで,今日(6月10日)にパックされたものだった。

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そのため,迷わず手に取ってレジへ。

他に何も買わない。

レジでは,なぜかヒーロー扱いだった。

店員さんも,「ワォ」という感じで,後ろのお客もあこがれのまなざしで,「おまえが料理するのか?ゴニョ,ゴニョ」といってくるので,「そうだ」と答える。

 

実は来る前に,you tube で捌き方を勉強しておいたのだ。

それで,帰って包丁を研ぐ。

 

包丁を研いだら,身を清めていざ。

 

パックから出すとこんな感じ。

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奥の長いのがいわゆるタンで,右側が先っちょで,左側がタン元というらしい。

そして,手前側の塊が芯になる。

この芯の部分は,掃除をするとかなり捨てる部分が多い。

先っちょは,ザラザラしていてすごくリアル。

 

まずは,長いタンを二つに切って,先っちょの方の皮を剥がす。

皮はかなり固いので,丁寧に剥がした方がいいという。

ただ,この部分は柔らかいので,うまく剥げない。

なんとか掃除をして,次にタン元の部分,こちらは形もよくて柔らかすぎないので,割と早く捌くことができた。

そして,芯の部分は,本当に少しだけとなった。

 

2.96ポンド(1.4キロ)あったが,捌いたら,2ポンド弱(800g)となった。

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一番奥が,タン元,真ん中が先っちょ,手前の二つが芯。

捌きながら少しびっくりしたけど,タンの匂いがプンプンする。

これもまた生で食べたらなんて考えがよぎる。

 

そして,さらに切り身にする。

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タン元は厚切り。

先っちょは薄切り(といっても,十分厚い)。

そして,芯は切れ目を入れる。

なお,これは今日の分。

よっぽどのお店に行かないと(行ったことないけど),こんな柔らかいタンは出てこないだろうね。

 

で,黄色のトレーに入っているのが残り分。

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店に向かって13日までに売れと書かれていたので,冷凍にはせずに冷蔵庫に入れておくことにする。

 

さて,走って帰ってきてから,食べてみる。

ホットプレートで焼いて,レモンと塩で食べる。

柔らかい。

だが,タンのあの匂いはせずに,魚の匂いがする。

以前,この鍋にもなるホットプレートで,サバ缶の味噌鍋を作ったのだが,どうみても鯖くさい。

 

そこで,おそらくいつか必要になるだろうと思って買っておいたこちらの出番。

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祇園,十三,新世界」とクレージーキャッツが歌っていた。

でなくて,重曹

 

話変わるけど,伊丹十三は,昔,伊丹一三という名前だった。

言っていることわかる?

マイナスをプラスに変えたんだって。

閑話休題

 

鍋を一度洗って,水と重曹を入れて火にかけて沸騰させる。

そして,もう一度洗ったら,びっくり。

表面の汚れもなくなってきめ細やかになった。

 

仕切り直して,もう一度。

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 左の厚切りは,ものすごく柔らかい。

右の芯はコリコリしている。

何よりも鯖くさくない。

グルメブログではないので,うまく表現できないけど,これはうまいと思う。

ただ,生であれだけ匂いがしたのに,匂いは強くない。

熟成が足りないのかな?

 

さて,サラダと,豆もやしのナムルと牛タンを食べたのだが,はっきり言ってこれだけでは物足りないというのが正直なところ。

ハツを食べたときと同じような感想だが。

焼き肉を食べるときは,最初に塩タンを食べて,それからいわゆる肉を食べるのに,それがないので前菜で終わりという感じだった。

 

仙台では十分なおかずになったのに。

まだ残り2回分あるので,もう少し食べ方の研究を研究してみましょう。

 

 

 

 

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