体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

CSULBデビューは空振り

こんにちは。石田智巳です。

 

今日は僕がお世話になる大学の学科にデビューし損なった話です。

では,どうぞ。

 

僕がお世話になっている大学は,California State University Long Beach といい,略してCSULBという。

ものすごく広い大学,というかキャンパス。

UCLAのUCがロサンゼルス以外にもキャンパスを持つように,CSUもLB以外にたくさんのキャンパスを持つそうだ。

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大学では,BEACHといっているようだ。

いたるところにBEACHと書かれている。

写真をあまり撮っていないが。

 

アメリカの大学は,日本の大学よりも自分の出身校を大切にするということを聞いた。

別に日本の大学が出身校を大切にしていないということではなく,母校愛をより強く感じているということだ。

それは大学の演出もあるだろう。

それは多くの学生がCSULBとか,BEACHとかのロゴの入ったシャツやパーカーを着ていたり,教員もまた同じようなポロシャツを着ているところに現れている。

 

アパートに引っ越しをした話は書いたが,それが4月6日金曜日のこと。

初めて大学に行ったのは,4月3日火曜日のこと。

この日は国際部に当たるInternational Education に行って,大学での手続きをした。

といっても,パスポートやDS-2019という書類,健康保険の証明書などを提出し,簡単な諸注意を受けただけだが。

 

そして,11日水曜日に所属の学科にデビューすることに!?

この日は,学科の会議があった。

12時に会議があるということで,11時45分に会議のある建物に行く。

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Department of Kinesiology という学科で,これはCollege of Health & Human Services という学部の中にある。

ここにもリスがいた。

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会議の場所はなんと,ジムだった。

f:id:tomomiishida:20180430015204j:imageジムは一般的には体育館(gymnagium)であるが,ここはジムというよりはトレーニング場という感じだ。

教室がいっぱいらしく,仕方なくここを使うようだ。

 

ここに机と椅子を並べているので,とりあえず手伝う。

学科長に挨拶をして,その後始まるまでに何人かの先生を紹介してもらったが,名前が聞き取れず。

いろいろ聞かれるも,顔は引きつったまま,Nice to meet you. Thank you. をいうのが精一杯。

 

それで,学科会議なのでなんかスピーチをしないといけないと思っていたが,この日の会議には学部長がやってきて,話をしていった。

先日,うちの大学(立命)で,女性のテニュアの数値目標が出ていて,大体23%だったかで,うちの学部はクリアーしていた。

しかし,こっちは女性が多い。

学部長も女性,学科長も女性。

たまたまかもしれないが。

でも会議参加の半数近くは女性だった。

 

学部長の話は40分ぐらいで,その後質疑応答があり,結局13時になってしまった。

なので,学科会議の議題は進行せず。

終わりというか,打ち切りとなった。

 

学部長の話の間,挨拶を考えていたが,空振りに終わった。

その後,「あれは誰だ?」というような話になったという。

そして,メールで紹介されることとなった。

以下が,その紹介文であるが,これはお世話になっている日本人の先生が僕が提出した文章をもとに作成したものを,学科長が配信したものだ(1カ所訂正しているのとアンダーラインは僕がつけた)。

 

Announcements:

The KIN Department has a visiting professor for the next year! Dr. Tomomi Ishida is a professor Ritsumeikan University in Kyoto, Japan.  He is here as a visiting scholar for the next year, until March 2019.  He teaches in a physical education teacher education program in Japan.  His research interest is in the difference between perspective of Americans and the Japanese regarding sports.  He would like to analyze the narratives of staff and college students in their attitudes towards sport.  He also hopes to observe sports lessons and co-curricular sports at elementary, junior high and senior high schools, if possible, and learn the difference between physical education lessons and sports activities compared to Japan. Dr. Ishida has two children, ages 15 and 13, and one of them will be joining him in August.  He likes to run, and have participated in nine marathons so far.

 

冒頭,next year と書かれているが,これが向こうの人の認識である。

next year は2019年のことではなく,next school year のことである。

これが配信されたのは4月16日。

大学は5月の最初の週に授業が終わる。

つまり,1年が終わる。

だから,あと3回ぐらい授業が残っているというときに現れたのであって,多くの人の認識はnext  school year からとなるのだろう。

 

ところで新学期である next  school year は9月である。

今は4月の終わり。

ここでうまく関係を作っておかなければ,5,6,7,8月と4ヶ月は何もなしとなる可能性がある。

これはまずいことになるかもしれない。

というのも,授業が終わったら仕事に来ない人たちもいるという。

 

日本人の方にきいたのだが(うろ覚えのところもあるが),テニュアの1年の契約は10ヶ月だそうだ(管理職は違うようだが)。

どこからどこまでとはわからないが,9月から始まるのであれば,それまでのどこかの2ヶ月は契約外の時期だから来なくていいことになる。

事実,去年の4月ぐらいからサバティカルの手続きを進めていたけど,夏の間はストップした。

だから,5月の初めに授業が終わってしまうまでに,何らかの関係性を構築しておかなければならない。

どうしよう。

日本はGWなのに,こっちはそれどころではない。

 

ところで,この日,車をある場所に駐めておいたのだが・・・・。

 

これらの話はまた書くことにします。

 

 

 

http://tomomiishida.hatenablog.com/