第9回 野外実習(キャンプ) PSTキャンプにいくまで
こんにちは。石田智巳です。
8月30日と31日に,PSTキャンプが開催されました。
今日はその模様をお伝えします。
では,どうぞ。
今の専攻ができたのは2007年。
そのときの1回生が二回生になって専門が始まる年に僕は赴任した。
この年からキャンプを始めたのだが,その経緯や経過は,今年もキャンプの季節となりました1 に詳しいので,割愛。
それが,今年で9回目となりました。
自分が赴任して何年目かどうかは,キャンプの回数と同じになるのでわかりやすい。
来年で10年になるということだ。
さて,今年のキャンプも2回生4名と1回生6名の実行委員で始まった。
5月の連休明けに,説明会を行い実行委員を募集して,中旬には第一回の実行委員会。
このときに,全体像と時間的な流れ,そして各係の仕事内容を示して,大枠を把握してもらう。
そして,6月の募集,7月の下見×2をやって,試験が終わって説明会,そして当日という流れだ。
毎年,表のテーマと裏のテーマがあって,表のテーマは学生たちが決めるテーマで,裏のテーマは僕が思っているテーマだ。
この裏のテーマは去年の反省や,途中で出てくるものだ。
今年の場合,1回生に必ず係の仕事を責任を持ってやってもらう,仕事を任せる,というものだった。
例年,2回生の実行委員が気を遣って仕事をこなそうとするあまり,1回生の実行委員はお客さんのようになって,自立的に動けなくなる。
それでは,達成感は得られないと思うのだ。
だから,「任せる」ことがテーマとなった。
うちの大学は,お盆前の週末とお盆の後の週末まで事務室が休みになる。
だから,山の日から21日までは動きが取りにくい。
僕も22日は山梨から出勤し,24日25日と体育学会で出られず,26日の昼以降に参加できた。
しかし,この日に用事を入れている学生が多く,結局,最後に実行委員が集まったのは,前日29日のこと。
ここで,来年のテーマが出てきた。
やはりお盆明けからの集合の日をあらかじめ決めておくこと,そして,最初の集合の日には,各係の進捗状況を報告することと,できていないところの中味と見通しの共有をできるようにすること,これらをお盆前の実行委員会で確認しておく必要があった。
さて,29日であるが,この日は迷走台風10号の影響で,午後からは強い雨となった。
そして,天気予報を見ると,30日も31日も晴れとなっていた。
しかし,ニュースを読むと,大気が不安定となり,局地的な大雨,落雷が予想されるということだった。
実は昨年のキャンプは,朝大学に集合したときには,普通にOKだったのだが,花脊山の家に上がっていく途中から風が強くなり,着いたときにはかなり強い風が吹いていて,結局,夜のことを考えて,中止とした。
そのこともあったので,今回のキャンプも慎重にいかないといけないという思いが強くあった。
もしかしたら,強い雨が降るかもしれないし,降らないかもしれない。
どちらの決断をしても,文句は出るかもしれない。
結局,朝の時点で警報が出ていたら中止。
また大雨が降っていたら,予報も含めて考えるということにした。
朝起きると,うちの周りは晴れていた。
そして,ものすごく涼しい朝だった。
実行委員は朝8時に大学に集合だったので,僕もその時間に間に合うように出かけていく。
大学のあたりも涼しかった。
やや雲が多く,低気圧よろしく空が低かった。
こんな感じ。
太陽に雲がかかると暗くなることもあったが,天気は大丈夫そうだった。
9時半過ぎに学生たちを乗せたバスが大学を出て,僕も車に荷物を詰め込んで出発した。
場所は,滋賀県の希望ヶ丘文化公園。
9回キャンプをやって,このキャンプ場は3回目。
ものすごく広いキャンプ場で,ゲートから会場の西雨天キャンプ場までは,歩いたら50分ぐらいはかかるかもしれない。
バスも途中の橋までしかいけず,そこから歩いて30分~40分ぐらいかかる。
だからいいともいえるし,これが酷暑だったり,雨だったら行くまでに気分が萎えるところ。
西雨天活動場は,晴れていました。
暑くはなく,いい感じでした。
予定通りに,12時には開会式を行い,キャンプは始まりました。
明日は,キャンプそのものの様子をお知らせします。
とても,充実したキャンプとなりました。