体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

日本体育科教育学会第21回大会(立命館大学)

こんにちは。石田智巳です。

 

ちょこちょこ小出しに書いてきましたが,今日は7月に行われる学会の準備状況です。

みなさんの協力もあって,それなりに進んでいます。

しかし,うまくいかないこともあります。

ということの報告です。

では,どうぞ。

 

7月9日と10日に勤務校で,日本体育科教育学会第21回大会が開催される。

先日のブログでは,フライヤーを作るところまで書いたのだが,もう少し詳しく書いてみたい。

 

この学会は,昨年の秋にやってほしいという打診を受けた。

ちょうど学会の理事になったこともあって,頼みやすいという状況になったのだろう。

基本的には断らないようにしているのだが,いかんせん学会員は僕一人。

いろいろ考えた末,断ることにした。

いろいろ考えたというのは本当で,僕は体育同志会の研究局をやっていて,しかもこの4月から専攻長+初等課程の運営委員長になることがわかっていたからだ。

うちの専攻で専攻長をやると,ほかの専攻の専攻長に+初等課程の委員長が同時に来る。

しかも,教職関係の会議にも出るし,よその教職関連の人事などがあるときの人事委員にもなるので,よその専攻長の2倍以上の働きが必要となる。

 

初等課程を持っている例えば国立大学の教育学部は,教員が100名いるところもある。

もちろん,教員の中には自分は教員養成にかかわるつもりはないという構えの人もいるだろう。

それが,うちの初等課程の教員は7名。

この教員は専攻の教員であり,全学の初等教職の教員でもある。

この7名で教務,教育実習,学生指導などを担当しないといけないのだ。

サバティカルの教員もいる。

 

実習ではトラブルが起こることもある(少なくない)。

こうした状況でやれるのか(ずいぶん話が長くなったが)と逡巡した結果断った。

そうしたら,今度は関西近畿あたりで開催可能な大学を探してほしいということになった。

探しました。

いろいろあたって前向きに考えてくれたところもありましたが,結局,どこも難しいとのこと。

ということで,見つからないから引き受けることになった。

だったらはじめから引き受けておけよ!

だね。

 

最初はとにかくやるべきことと,それをいつまでにやるのかを目に見えるようにして,力の要れどころと抜きどころがわかるようにした。

前回の担当者や過去の担当者に連絡を入れて聞くようにもした。

まずは会場をおさえること。

 

うちの大学は,土曜日に統一補講日や○曜日の授業日,オープン・カレッジなどが入るので,あいているところを狙うしかない。

あいているところが,7月9日と10日だった。

こうなると,よその学会とのバッティングも考えられた。

そして,バッティングした。

が,何とかなるだろう。

 

学会の企画内容が決まったら,第一次案内を出すので,その準備。

日本通運にお願いして,封入と発送をやってもらうことにした。

これは便利なサービスだ。

そのために,大学から封筒をいただき,それを印刷機にかけて差出人を印刷し,一次案内の印刷と名簿の準備(学会から送ってもらう)をして,最初の案内を送った。

それと同時に,受付フォームを開設した。

 

次は,フライヤーとプログラム作り。

フライヤーは,大学の広報課にお願いして適当な写真を送ってもらった。

それをもとに,塩貝さんに最初のデザインをしてもらい,それをデザインに心得のある事務室の方にお願いして作成してもらった。

 それを,最後は僕が手を加えて完成したのがこちら。

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なかなかいいでしょ。

後援は,最初文部科学省にしたら,追加資料を要求されて,再度送ったら「スポーツ庁に管轄が変わったから,もう一度送ってほしい」ということになった。

スポーツ庁からの申請はまだなので,申請中としてある。

おそらく大丈夫だと思うけど。

 

ところで,決定的なミスを発見してしまった。

よく見ると1日目が,「7月9日(日)」となっている。

土曜日なのに。

 

そして,内容をよく見ると,大後戸さんがいる。

大後戸さんには,思考力を高めるような授業を現場でどうやって来たのかを話してもらうことになっている。

体育同志会流にいえば,「わかってできる」なんだけどね。

これもまた楽しみだ。

 

ということで,先週も走らずに,整骨院に通っていました。

 

 

 

 

 

 

 

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