体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

健康が気になる今日この頃

こんにちは。石田智巳です。

 

今日は,自分の身体にいろいろ不調があるので,本を読んだり考えたりしたことを書きます。

では,どうぞ。

 

この1年は健康状態が気になってしょうがない。

4月末にひどい肩こりになり,7月にもなった。

肩こりは,肩甲骨周りを動かさないといけないことを知った。

 

10月には長距離走が調子よくて,2週連続で26キロを走った。

設定したタイムもよく,そのタイムを無理なく走り切れた。

11月には一度30キロ走をやって,12月13日の奈良マラソンまでは調整しようと思っていた。

しかし,2度目の26キロを走って,水曜日に8キロダッシュをやった翌日,つまり,木曜日にリレーの授業で肉離れをした。

そして,しばらく走らずにいて,その次の週に健康診断を受けた。

これが10月20日。

 

その週末には学会に出かけて,戻って月曜日の朝,歯磨きをしているときにぎっくり腰になった。

そして,整体に2度行った。

バランスボールに座ったり,力が分散するように座れる椅子に載せる硬いクッション?のようなものも買った。

肉離れの時は,サポーターも買った。

 

整体では,これは体幹の弱さであり,姿勢の悪さであり,身体の歪みでもあるのだが,それが肩甲骨まわりに現れているといわれた。

これが上に出ると肩こりとそれから来る頭痛になり,下に出ると腰痛になるという。

そこで,今,毎日姿勢を正すために背中や肩をうしろに引っ張るようなサポーターをしている。

これはなかなかよくて,ワープロを打っていても方がパキパキにならない。

それでも,肩甲骨を動かすことやマッサージは必要だ。

 

さらに,整体でやってもらって病みつきなったのが,吸い球(カッピング)だ。

これは,アマゾンで意外に安く売っていたが,これをやると身体の悪い部分がすぐわかる。

何しろ,手軽にできる。

 

さて,そうこうしているうちに健康診断の結果が出た。

例年通りだった。

例年,悪玉コレステロールの値が高い。

善玉コレステロール値はそれなりに高くてよい。

そして,中性脂肪値は低い。

これをどう見るか。

 

走っているから,中性脂肪の値は低いけど,お酒を飲むから脂質代謝の機能が落ちているとみるのがいいと思う。

だから,悪玉コレステロールを摂りすぎるのかもしれないが,それ以上に,代謝作用が悪いと思う。

実は,先日,健康診断の結果が出たときに,たまたま会議でその話をしたら,事務の人で,酒は飲まないけど肝機能が余りよくない人がいて,その人は悪玉コレステロール値も高いという人だった。

 

僕は医者ではないから,それがあっているとか間違っているとか云々できない。

しかし,医者でも意見はいろいろあるだろうし,編んでいる物語は人によって違うのだ。

それを痛感したのが,以前,水毒について読んで納得したときだった(石原結實著「『水分の摂りすぎ』は今すぐやめなさい」(三笠書房)を読む )。

巷間,健康ブームであるが,水分をたくさん摂って,代謝をよくするというか,毒素を体の外に出すという健康法がよく見られる。

しかし,僕は水分をためてしまう質なのだ。

 

つまり,ビールなどを飲んでも排泄されずに朝を迎える。

だから,飲み過ぎたと思う日は,体の中には水分が溜まっているにもかかわらず,のどが渇いて仕方がない。

そういうときに,走れない日が続いたりすると,体重が3~4キロぐらい増える。

明らかにむくんでいるのだ。

 

石原さんの本では,この溜まった水分が冷えを起こすということが書かれてあった。

そして,高血圧も,血栓も水分が足りていないからでも,塩分が多いからでもないといっていた。

もちろん,ある種の仮説である。

 

しかし,その後,斎藤真嗣『体温を上げると健康になる』(サンマーク出版,2009)や,鬼木豊,槙孝子『長生きしたけりゃ ふくらはぎをもみなさい』(アスコム,2013)を読んでも,同様のことが書かれている。

つまり,「体の冷え」が諸悪の根源であり,この「冷えをとれ」といっているのだ。

石原さんも,水分の摂りすぎで,必要なところに水分が行かずに,不必要なところに溜まった水が冷えを産むという。

だから,ショウガ紅茶や寒冷地でとれる作物などを摂ることで体を温めるようにいう。

 

斎藤さんは,下半身の筋肉の質を上げるという言い方で,冷えをとることをいう。

体温を高めに保てばよく,平熱を1度上げれば,基礎代謝は12%あがり,免疫力は300から500%になるという。

体温を下げると,がん細胞の活動が活発になるともいう。

 

ふくらはぎマッサージも,同じことをいっている。

ふくらはぎを揉むことで,下半身に降りてきた血液を送り返す機能がアップし,それによって血流がよくなり,体が温まるという。

ふくらはぎのマッサージの機能はそれだけではないが,多くは同じことをいっている。

しかし,水分の取り方については,石原さんだけが摂りすぎるなという。

ここは違いがある。

 

だから,彼らの編んでいる物語から自分に合う物語を編み直していくことが大切なのだと思う。

 

それにしても,健康オタクのようになっています。

そして,コレステロール値はどうやって下げようかを考える必要があります。

 

 

 

 

 

 

http://tomomiishida.hatenablog.com/