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体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

あてっこペース走(の一部)をやってみました。

体育・スポーツ 授業でのこと

こんにちは。石田智巳です。

 

後期の授業で,あてっこペース走をやってみました。

といっても,30分程度だったのでかなり省略してやりました。

今日は,その話です。

では,どうぞ。

 

僕は,初等の体育と中等の保健体育科教育法の授業を両方持っている。

短距離走については,いろいろなやり方をしてきた。

初等では,データを見せるだけで実際にはやらない。

というのも,体育館での実施になるからだ。

 

しかし,こちらに来た2008年には,中等の授業では,スピード曲線をとり,田植えよろしく炭酸マグネシウムを踏んでから走って足跡に玉をおいていくという実践をやったことがある。

これは1回だけだったけど,まさに手探りだった。

そして,みんなで手分けして歩幅を図ったり,歪みを見つけたりした。

これも面白かったけど,こんな無茶な授業はもうできない。

 

そこで,ここで採取したデータを示すことにして,短距離走(田植えライン)はやっていない。

塩貝さんの授業ではやっているので,そちらにお任せ。

それで,今回当てっこペース走は,『たのしい体育・スポーツ』11月号の殿垣さんの実践記録に書かれていたことをねらいにしようと思った。

それは,走りの内観と,8割走のチーム対抗戦だ。

 

結果的には,走りの内観についてはできなかった。

単に8割走のときに,どこを意識して走ることで一定ペースを保てるのかと指示しただけで,その総括はできなかった。

もう一つの8割走のチーム対抗戦は,それなりに面白かった。

やや物足りなさも感じたが,はじめはこんなものだろう。

 

8割走のチーム対抗戦は,学習する中味である8割ペースにより近づけたチームが勝てるということであって,陸上競技の絶対的なスピードを競う競争とは違う競争を仕組むことができる。

つまり,短距離走で競争をする際に,競技スポーツとは違う考え方の競争をするのだ。

それにより,絶対的なスピードが速いけど,勝てないということもある。

 

あてっこペース走とは,50m走であれば,ベストタイムの8割走や9割走をやる。

タイムでは,7秒0がベストタイムであれば,8割走は1.2倍して8秒4に,9割走では1.1倍して7.7秒になる。

そして,実際に走って誤差をなくしていく。

 

内観というのは,自分の走りを自分で感じながら,ペース設定を行うわけで,腕振りやピッチ,ストライドなど自分の走りを意識して走らなければ,誤差をなくしていけない。

そうやって走りそのものを認識の対象にして走ることになる。

 

今回は,30m走でやってみることにした。

これは体育館が直線で40mぐらいしかとれないので,切りよく30mにした。

30m走を男子は4.5秒,女子は5.0秒を設定タイムとした。

本来は,各自の持ちタイムで競うわけだが,持ちタイムを計るための時間がもったいない。

そのため,こちらが設定したタイム,8割男子は5.4秒,女子は6.0秒を目指す。

そして,誤差が±0.4以上なら0点,±0.3なら1点。±0.2秒なら2点,±0.1秒なら3点,ぴったりだったら4点とする。

それを班の合計点(平均点)で競うことにした。

 

班分けもあんまり考える必要はない。

このときは,「猛獣狩りに行こうよ」的に4人の班と5人の班に分けた。

練習は,各班に1つストップウォッチを渡して,それを持って自分でスタートとストップボタンを押す。

リセットせずにジョグで戻ってくる。

それを班のメンバーに見せる。

チーム対抗戦にしたので,ストップウォッチを班内のメンバーで押すと,勝ちたいあまり,走りを見ずにストップウォッチを見てボタンを押す輩が出てこないとも限らない。

まあ,この授業ではないだろうけど。

 

練習で3回走って本番。

本番は,確かに盛り上がるのだが,リレーをやっているような盛り上がりではない。

不思議な感じだった。

それで,全員のタイムがでたところで,点数化して,平均を出した。

ピタリの4点は,女子3人だった。

1位の班は何と平均が3.0点だった。

ピタリが一人いたので,3点が二人と2点が一人だった。

 

あとは,1.65点,1.4いくつ,1.25点。1.0いくつという割と低調な争いだった。

試しにやったので,細かい結果についてはわからないし,検証もしていない。

ただ,8割走ではペースが遅くてコントロールしにくそうだった。

見ていると,それなりのペースで走って最後に力を抜いてゴールというパターンが多かったように思う。

実は,スポーツ的な動作はゆっくりと正確にやるのは結構難しい。

投擲なんかでも,スピードでごまかしているところがあったりする。

だから,一定のスピードで走れるように全力を傾けるということも大切だろう。

 

今度,時間があったら9割ペースや9割5分ペースでもやってみたい。

しかし,そんなに時間がとれないので,次は9割でやってみよう。

 

その後は,リレーをやりました。

これは何となくうまくいったような気がします。

また報告します。

 

 

 

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