西日本学生ハンドボール選手権大会3日目
こんにちは。石田智巳です。
今日はハンドボールの西日本インカレ3日目の様子です。
今日が予選リーグの最終日になります。
男女ともここまで2戦2敗です。
今日はどうだったのでしょうか。
では、どうぞ。
昨日までは、女子が朝で、男子は午後からだったが、今日は逆に男子が朝から。
そのため、昨日の夕方試合を終えたばかりの男子が、12時からのゲームに登場した。
相手は、九州産業大学。
九産大もまた、2戦2敗で今日を迎えた。
どちらも疲れているだろうが、そんなことは言っていられない。
うちは、昨日はいい感じだったので、その流れで行きたいところ。
九産大のボールで試合開始。
最初にうちの2番がミドルを打つも外れ、逆に相手の速攻で1点を先制された。
しかし、ここから2番と4番のミドルが2本続けて決まり、3連取で逆転する。
次は相手の速攻、うちの15番のポスト、相手14番のミドルで4対3。
次にうちの4番のミドルと15番のサイドで2連取。
ここからは、交互に4点ずつ取りあう。
うちは、7番のPT、15番のループとポスト、7番の速攻、さらに2番が走りこんでミドルで2連取。
次に相手のポストプレーを決められるも、うちの2番のミドル、15番のサイドからのループ、2番の速攻で、14対8とリードを広げる。
しかし、相手14番のミドル、10番のブラインドシュートが決まる。
うちも負けずに、2番のカットイン、7番のポスト。
ここで、相手に2分退場があったのに、速攻を決められる。
次はうちの6番のループ、7番のPT、最後は相手のカットインからのサイドシュートが決まって、前半終了。
18対12で折り返すことに。
相手に2連取を1回されただけで、前半はほぼうちのペースだった。
ただし、よくなかったのは、相手の2分退場が3回あったが、そこで3点を取られていることだ。
相手の14番と13番は突破力があるため、カットインシュートやカットインで引き付けられてからのパスにやられてしまった。
うちのボールで後半が始まった。
まず2番がミドルを決める。
次は相手13番のカットインで、その次はうちの7番のポスト、相手13番の速攻。
次にうちの2番のカットインと7番のカットインで2連取。
このあとも、相手、うちの6番のノーマークシュート、相手のカットイン。
そして、うちの4番ロング、7番のサイドで25対16に差を広げる。
しかし、恐れていた強い流れが相手に来た。
相手の17点目は、13番のカットイン、続いて13番の速攻、19番の速攻、14番の速攻、13番のカットイン、13番の速攻、サイドシュートと、なんと相手に7連取される。
その間の速攻は、ほとんどこちらの攻撃でボールを奪われてから。
相手もやや強引なところがあるが、それでもやられてしまう。
途中で、タイムアウトを要求するが、それでも流れが止められない。
結局、9点あった差を2点差まで詰められる。
この流れを、10番が決めて止める。
しかし、次に相手13番のミドルとなる。
その次は、うちの2番のカットイン、2番のミドル、10番の速攻、5番のポストの4連取。
これで30対24にして、残り4分と少し。
最後の時間帯は、まだ出場していない選手を起用して、試合に慣れさせる。
結局、最後もうちの4番がミドルを決めて、相手にも返されたが、試合終了。
31対26で勝利した。
大体大も、九産大も、やや強引なカットインをしてくる選手がいるが、それでもディフェンスを引きずってでも決める決定力は魅力だ。
決められなくても、ディフェンスをひきつけてパスが出せる。
無理やりでなくてもいいが、決めに行くと決めてシュートまでいくことも大切なのかもしれない。
秋のリーグでの健闘を祈りたい。
次は女子の試合。
今日は夜の6時15分からとなっている。
昨日の試合は朝の9時半からだったので、リズムを作るのが大変だ。
さて、名古屋文理大学との対戦。
秋に向けて負けられない試合だ。
先制点は、うちの6番のPT。
続いて8番の速攻からのループで2連取。
2連取したものの、シュートミスが多い。
ただ、相手のシュートをうちのキーパーがことごとく止める。
ディフェンスが効いているということか。
しかし、相手8番に速攻を2回続けて走られて同点。
次はうちの流れで、8番のポストブロックに2番が走りこむ。
9番のミドル、8番のポスト、6番の速攻と4連取。
ここで相手のアイムアウト。
次はうちのパスミスを相手が速攻で決めて6対3。
次がうちの14番のミドル、10番の速攻で2連取。
相手の得点のあと、9番のミドルと6番のロングが決まる。
最後は相手5番のミドルが決まって、10対5で前半終了。
昨日の試合で、なかなか意図のある攻撃ができないと書いたが、そう簡単に修正するのは難しいのだろう。
僕は、これで3日会場にいてハンドボールの試合を見続けたので、意図のある攻撃がなんとなくわかるようになってきた。
特に、昨日の関西学院や、今日見た大阪体育大学の試合にははっきりとした意図というか、攻撃の原則的な動きがあり、それに選手たちはシンクロする。
なんてことを思いながら、後半が始まる。
後半は相手13番のカットインから始まる。
次にうちの9番から8番へポストが落ちて得点。
相手のロングが決まる。
ここからうちの流れになった。
3番のPT,6番の速攻、10番の速攻、もう一つ10番の速攻、4番のPTと5連取。
攻撃の形になっているわけではないが、守れているから速攻につながるのだろう。
相手のミドル、うちの2番のポスト、相手のロングとサイドと2連取される。
ここで20分経過。
選手を入れ替えて、試合慣れさせる。
その選手たちが、活躍する。
15番のサイドが2連続で決まる。
7番のミドルも決まって、試合終了。
結果は、20対11であった。
ちょっと見にくいけどね。
うちの8番のポストはよく動くし、後半の途中までも、結構ポストにボールが入っていた。
しかし、そのパスがシュートに結びつかないこともある。
ポストからもう一度戻すような形になればいいと思うのだが。
つまり、パスしてポスト任せではなく、ラインあるいはポストの方に寄っていくプレーもほしいところだ。
これは、ワンポストからダブルポストにする時も同じだと思う。
この辺は選手の皆さんに考えてもらうしかないと思うが。
しかし、このことは攻撃に意図を出すということでもあるのだ。
ともかくも、女子も1勝できた。
男女とも3位で予選敗退となったが、いいところもあった。
秋リーグはきちんと修正して、インカレ出場を目指してほしい。
選手の皆さん。
3日間、お疲れさまでした。