月曜日の授業の話
こんにちは。石田智巳です。
金曜日に授業が始まって,土日休んで,月曜日も授業がありました。
話のネタがないので,月曜の授業のことを書きます。
では,どうぞ。
前期,月曜日は235と授業があった。
235とは,2限(10時40分から),3限(13時から),5限(16時20分から)ということだ。
前期は,授業が終わるとまとまった休み時間があったので,しんどいとは思わなかった。
かつては,月曜日は6限があったりした。
立命に来た年の前期は,月曜日は156であった。
朝9時から,夜の7時半まで。
しかも,5は大講義,6は体育館で初等体育科教育法。
5は学部の授業で,6は教職の授業であった。
つまり,管理しているところが違うから,それぞれが開いているコマに入れてしまって,こういうことが起こってしまう。
今は,一定の配慮をしてもらえているのでまだいい。
前期の235というのは,2が教職の授業で,35が学部のゼミ。
これは,配慮してくれたことがよくわかる。
ところが,後期は,1235だと相当きつい。
と思っていたら,なんと実は,1245だった。
ずっと間違えていたようだ。
後期に1限と2限(ともに教職科目)が入っているので,産社事務室(産業社会学部事務室)が配慮してくれたのだと思う。
1限の前に教室を確認しに行くと,事務室の方から「今日はよろしくお願いします」といわれた。
「何だったっけ?」
「2限に松浦先生が来られるので,一緒に案内をお願いします。」
「わかりました。」
忘れてた。
よかった。
松浦さんはもと和歌山大学の先生で,大学院の授業をお願いしたのだ。
その案内をすることになっていた。
さて,1限は保健体育科授業演習(中学)という授業である。
これは,3人しか受講者がいなかったので,閉講にしようとしたが,ぜひやりたいという声に押されて「喜んで(の反対の態度で)」開講した。
でも,中高の教員志望の学生で,意識が高いということでよしとしたい。
ただ3人のうち一人が来週から教育実習に行くということになるので,来週から4回は3回生の2人とやることになる。
そこで,何がしたいのかを聞くと,それぞれに思いがあった。
1人は,教員採用試験では何をしなければならないのか,どんな状況なのかを知りたいという。
そんなことは,ここにいる先輩に聞きなさい。
と思ったが,教員になるためには通らないといけない関門になるので,再来週のこの時間に教職支援センターに話を聞きに行くアポを入れた。
ちなみに,塩貝さんはBKC(びわこ草津キャンパス)の支援センターの先生だ。
もう一人の学生は,前期の授業で模擬授業をやったが,ねらいが指導案を書くことではなく,書かれた指導案をもとに授業をすることだったという。
そのため,指導案の書き方をやりたいという。
それなら,初等でもやっていることだ。
もともと教育実習に行く学生がいると聞いていたので,やるつもりでいた。
だから,ちょうどいいと思った。
それで,15回分の授業の見通しが持てた。
1限が終わって,講師控え室へ行く。
松浦さんと少し話をするも,僕も2限の印刷物があったりしたのでバタバタしてしまった。
2限は学校教育演習。
教職のゼミといった感じの授業。
いろいろな学部の教職課程を取っている学生を集めた30人ぐらいの授業である。
後期は,前期のうちに分けておいたグループで,研究報告をすることがメインになる。
この授業の前に,部屋がわからないので,産社事務室に聞きにいった。
部屋がわからないというのは,いくつかの理由がある。
①昨年度も同じ授業を持ったが,通年の授業なのに前期と後期の場所が違ったこと,②出講簿をなくしてしまったこと,そして③産社事務室には教職の授業の場所までは書いていなかったことによる。
そこで,事務の方に聞きに行くと,「今日はよろしくお願いします」という。
「なんだっけ?」
「昼休みのゼミの説明会です。」
「わかりました。」
忘れていた。
よかった。
学校教育演習は,小集団の科目なので,一応,役割を決めて自治的に進める授業だ。
前期はほぼ,僕の計画で授業を進めた。
後期も枠組みは僕が決めるが,やり方や進め方は学生に渡していく。
ところが,前期にゼミ長に立候補してくれた学生が,この授業をやめてしまった。
彼女は,初等課程に絞ったため,中等のこの授業を取る理由がなくなってしまったのだ。
そこで,ゼミ長を決めることに。
こういう場合は副ゼミ長さんが,繰り上げ当選となるのが普通だが,彼女は支えるポジションがいいらしい。
そこで,立候補を求めるが当然のように誰も手が上がらない。
そこで決め方の提案を求める。
これも手が上がらない。
こちらからから半分冗談で,「じゃんけん列車で勝った人がゼミ長さんになるというのはどう?」と提案する。
キャンプファイヤーとかでやるじゃんけんをして負けたら勝った人の後ろに回って,最後まで残った人=列の先頭の人が勝ちというあれだ。
失笑がおこるが,とりあえずやってみようということになった。
とはいえ,教室で列車はできないので,負けた人は座るというルールでやる。
副ゼミ長さんは,勝ち続けて決勝までいった。
しかし,決勝で負けてしまった。
そこで勝った学生がもはやゼミ長をやるしかないという雰囲気に。
悪いことをした。
ところが,夜,彼女(新ゼミ長)からメールが入った。
「このたび、ゼミ長をさせていただきますが、経験不足でご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導よろしくお願いいたします。一生懸命頑張ります。
また改めて今後のゼミ活動の打ち合わせをさせていただきたいと考えていますので、ご連絡をさせていただきます。よろしくお願いいたします。」
嬉しいね。
後期もがんばれそうだ。
さて,昼休みのガイダンスである。
来年度,ゼミを持たない僕がゼミの説明をする。
専門についていろいろ勉強して,最後に自分の言葉で表現することで,自分の思考の痕を見ることができる。
それが,卒論。
それを残すのと残さないのでは大違い,というような話をする。
4限,5限はゼミ。
4限は4回生の卒業研究。
まさに卒論を書くのだ。
彼らには,3回のハードルをかして,それがクリアーできたものが卒論を提出できる。
5限は3回生ゼミ。
11月の終わりに行われるゼミナール大会に出場する。
それぞれのグループの進捗状況は?
これについては,またの機会に。
授業は配慮しておいてくれているけど,考えてみると一日4つはきつい。
ブログを各時間も,走る時間もとりにくい。
ましてや研究はいつやるのだろうか。
でも,後期の授業も楽しくなりそうだ。