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体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

全国教研集会in香川 全体会

こんにちは。石田智巳です。

 

香川・高松にやってきました。

全教の教育研究全国集会に参加です。

全体会の様子をお伝えします。

では,どうぞ。

 

10時からの司会者・共同研究者の会議に間に合うように乗り継ぎを調べてみた。

朝早くの特急に乗れば,9時58分に高松に着ける。

少し遅刻することになるが,仕方がない。

 

京都―岡山―高松。

岡山からマリンライナーに乗り換え。

久しぶりに瀬戸大橋を渡る。

児島‐坂出ルートは,僕が大学二年の時にできた(と思う)。

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そして,高松。

駅前のサンポート高松が全体会場。

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会場に入る途中,ある違和感があった。

右翼の街宣車が一台もいなかったのだ。

 

香川県は今県知事選挙に入っていて,政治的な活動はできないとのこと。

夏の風物詩となりつつあっただけに,少々寂しい気もする。

 

会議が終わって,ホールに移動。

ここで全体会が開催される。

 

全体会では,歓迎のダンス,香川の教育の様子,合唱などがあったが,サヌカイト演奏が印象に残った。

石をぶら下げて,それをバチでたたいて音を出す。

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 それから,実行委員会の挨拶。

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 そして,全体会のメインイベントである。

「いま,憲法を守り,生かす―福島,平和,子どもたちに思いを寄せて―」

これは,松本春野さんという絵本作家と,東大で9条の会の小森陽一さんの対談という形で行われた。

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小森さんの最初の問いかけは,第一次安倍内閣が終わったのは何で?というものであった。

僕は,たまたま小森さんがそのことについてしゃべった言葉を起こした文章を読んで知っていた。

ブッシュ大統領に,アフガニスタンPKO自衛隊を出してほしいといわれたが,当時の解釈では無理だった。

そのため,おなかが痛くなって政権を投げ出したというものだ。

 

「安倍さんのような人間がなぜできたのか」とも問う。

「戦後教育のせい」だ。

僕は,安倍さんの戦後教育の見方を,自虐教育史観だとどっかに書いた。

戦後教育が悪くなったという安倍さんのロジックでは,「悪くなったからオレは総理に,しかも二回も選ばれた」ともいえるし,「選ばれたオレは,戦後教育を受けた人たちに選ばれたのだから,選ばれたことが間違っている」ともいえるのだ。

 

小森さんは,「安倍晋三のような人間を作らないためにはどうするか?」というこの対談のテーマを投げる。

 

そして,松本春野さんの絵本の話。

この松本さんは30歳の美人絵本作家であるが,いわさきちひろさんのお孫さんだった。

 

絵本は,親子のすれ違いのメディア。

絵本は,他者を発見するメディア。

絵本は,大人が子どもに戻るメディア。

絵本は,共感することを教えるメディア。

絵本は,思いやる心をはぐくむメディア。

 

そこから,子どもが知る権利を持つこと,自分で取捨選択をすることが大切という話になる(ちょっと話が飛びすぎであるが)。

 

いわさきちひろさんは,1973年のベトナム戦争の終わりが見えてきたときに,「戦火のなかのこどもたち」を発表する。

そこで,こちらをじっと見ない子ども,それまでとは画風の違う子どもを書く。

 

松本さんは,その絵の子どもたちと,同じく自分では生きる場所を選択できない福島の子どもたちを重ね合わせる。

 

福島に暮らす親は,毎日が究極の選択である。

そこに残るという選択をしたのも,自分で考え抜いてのこと。

そのことを外部の人間が批判するのは筋違いなのだ。

 

ここに自分で知る,自分で考える,自分で選ぶという最初の話につながる。

 

小森さんもなかなかうまいと感心する。

 

全体会はこれで終了。

僕は教育フォーラムに出ずに,ブログを書いてランニング。

ランニングは,高松駅のそばを海沿いに10キロ走った。

 

その後,森さん,福川さん,玉腰くんと居酒屋へ。

さらにホテルの部屋で飲んで一日目は終了。

 

 

 

 

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