体育とスポーツの日記

                      石田智巳が体育・教育,そして運動文化論と運動文化実践(主にランニング)について書いています。

わかっちゃいるけどやめられね。

みやぎ大会1日目

 こんにちは。石田智巳です。

 

昨日更新しようと準備していたのに,うっかりしていました。

そのことに気づいたのは,朝でした。

そのため,朝の更新になってしまいました。

なので,昨日の記事も読んでくださいね。

 

8月2日,体育同志会の全国夏大会が始まりました。

2006年以来の宮城・松島での開催です。

なお,PCではいいのですが,iPhoneだと写真が逆さまになったりしています。

公開後は,そうなっていないことを願います。

では,どうぞ。

 

今回の大会は,なんと148回目の全国大会である。

今は,夏と冬とで,年に2回の全国大会が開催されている。

それに加えて5月には,中間研究集会も開かれるが,これは全国大会にカウントしない。

 

かつては,年に3回行われていたようだ。

体育同志会は来年で創立60周年になる。

148÷60=2あまり28

 

さて,今年は日本三景の松島にあるホテル大観荘で行われている。

オープニングは制野さんのところの卒業生による御神楽である。

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 田中委員長の挨拶

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東北の人々と,今教師たちの置かれている生きづらい現状を重ねるようにして,大会で元気になろうという趣旨で行われた。

 

続いて,渡辺大会実行委員長の挨拶

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415名の参加があったこと。

3.11に起こったM9.0の大地震により18000名以上の死者をだし,20万以上の人が今も避難している現実。

同志会の全国の人たちからの物心両面での支援に、感謝して,大会参加を決意した。被災地の想いを感じて欲しいとのこと。

 

基調提案の報告

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生活と体育をキーワードにして,「子どもに意味のある授業をどう作るのか」という今大会のテーマをわかりやすく,10名以上の朗読劇で説明。

被災地からの問いかけ,「できることにどんな意味があるのか」は重い。

運動文化と生活をつなぐ橋渡しとなるのが,学びの意味。

意味のある学びのためには?・・・をみんなで考えようという「提案」。

 

記念講演・工藤ふみ先生(青森の元小学校教員)

綴方の大御所をこの場に連れてきたことに、宮城支部の意気込みを感じる。

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僕は,こう見えても(どう見える?)生活綴方は他の人よりは詳しい。

和歌山の佐々木賢太郎研究をしているぐらいだから。

まあ,町の力自慢程度でしかないが。

 

大阪の土佐いく子さんの話も何度か聞いたが,子どもとつながり,親とつながって実践していくという手法はやはりぶれない。

 

様々な理由で,なかなか書けない子ども,はみ出す子ども,自信のない子ども,傷つきやすい子どもなどに,生活の現実を書かせる。

そして,集団のものにしていく。

オレはオレ,おまえはおまえではなく,オレもおまえも同じ悩みを持ち,同じように喜ぶという「共通の運命観」を持たせる。

褒められて,承認されること,励ますことが綴方では大切にされる。

 

綴方の方々は,いつもいい話をする。

子どもの話しかしないからね。

同志会で流通しているジャーゴンは難しい。

 ふみ先生の話を聞いた若い先生を日作(日本作文の会)や綴方の会に持って行かれるぞ!と心配する。

 

「地元・福島の現状と子どもたちの育ち」小林さん親子

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福島は,安倍さんの「アンダーコントロール」という嘘で見捨てられた土地。

尖閣竹島じゃないだろ?と思う。

高校生の生きづらさがよくわかる話だった。

 

全体会はここまで。

なるほど,宮城だけではない東北が並んでいた。

 

分科会1は,なぜか高校分科会に出る。

写真は窓から見える松島

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 高校分科会は,予定していた報告者二人が来られなくなり,分科会が成立しないという嘆きが聞かれたから様子を見に行った。

 かつては高校生の今に突き刺さる教材研究などが云われていた。

実践も「子どもを変える」というユニークなものがあったが,今は系統性研究が中心となっていて,なかなか子どもの話になっていなかったという。

 

今後,これをぶつけると子どもたちの中に矛盾や葛藤が起こるの技術やルールは何なのか。

そこをどうやって子どもたちにぶつけていくのか,どうやって本音を引き出していくのか,という形の教材研究が必要であるという確認をした。

 

夜は,スポーツジャーナリストの谷口源太郎さんの講座へ出る。

東京オリンピック被災地のためになるのか」

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結論的には,「ならない」という。

東京オリンピックに懐疑的だったのはイギリスのBBCであり,BBCは福島の汚染水問題を徹底的に追求した。

さっきも書いたけど,それに対して,安倍さんが公式に「嘘をついた」わけである。

 

「日本」(東京ではない)がオリンピックをやりたいのは,オリンピック憲章にある理念を独自に表現する大会としたいからではない。

早い話が「カネ」である。

 

これは,IOCのバッハ会長の期待するところでもある。

これまでに東京は4000億円をあつめたという。

それで,被災地に有効に役立てればいいにもかかわらず,そうはしていない。

 

問題は国が動くことで,メディアに圧力がかかり,翼賛体制を作り出していくことにある。

復興オリンピックの欺瞞を暴く必要があるという。

それが谷口さんの使命だと決意したと感じた。

 

「学校でオリンピックを教えるならば,そういったことを知らないといけない。

そうでないと教えたことにならない。」

なるほど。

運動文化の主体形成という考えとマッチする。

 

とても熱い語りであった。

 

夜の9時前に一日目は終わった。

僕はそこから1時間ほど研究局会議。

そして,風呂に行ってビールを飲んで寝る。

 

 

 

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