大学の授業が始まりました
こんにちは。石田智巳です。
1月23日は休日だったため,その翌24日火曜日から大学の授業が始まりました。
私も参加してきました。
では,どうぞ。
こちらは冬休みは40日弱あった。
日本の夏休みのようだ。
そして,夏休みは,3ヶ月以上ある。
なのに,春セメも秋セメも15週間だ。
何か計算が合わないような・・・。
さて,この春セメは2つの授業に参加する事にした。
2つといっても,1つの授業は火曜と木曜と週に2回あるので,3時間分である。
この週に2回の授業は,「PROF PRACT PUBLC SCH PHYS EDUC」で,担当はDr. Hillである。
これはおそらく,低回生(2回生ぐらい)の授業だ。
大学にはいつもリスがいる(うちの周りにもいるけど)。
この授業の最初に,受講生が簡単な自己紹介をしたのだが,それぞれの出身高校を言っていた。
しかしながら,全然聞き取れなかった。
名前の聞き取りは,本当に難しい。
僕も最後に自己紹介をして,是非話しかけてくれというようなことを言ったら,後でいろいろ声をかけられた。
周りも,まだ仲間になっていない感じで,終わった後にそれぞれ自己紹介のようなことをしていた。
この時間は授業の簡単な概要と,学生がやらなければいけないことについての説明があった。
ただし,詳しくはシラバスに書かれていて,そのシラバスはBeach Boardという,オンライン上にあるので,僕は見られない。
僕もIDがあるからBeach Boardに入ることはできるけど,登録していないから中味は空っぽ。
うちの大学だと,manaba+Rという授業の情報を教師が載せるサイトがあってそれに近い。
こちらでは,教師が資料を配ることはあまりない。
ほぼ,このBeach Boardからダウンロードするか,学生は自分のPCに映し出す。
ときどき,クイズ(小テスト)をするが,当たり前だけど,そのときは配る。
2回目の授業は木曜日にあったのだが,学生はいろいろな提出物を出していた。
そのなかに面白いものがあったので,ある学生に写真を撮らせてもらった。
要するに提出物を出さないといけないのだが,それが遅れた場合に減点だとか,単位が出ないだとかが書かれていて,それを読んで同意したという契約書である。
こういうのは,やってみようかなと思ったりする。
ただ,やる以上は厳しくしないといけなくなるので,ためらいもある。
2時間目の授業は,最初に体育教育についての問いがでて,それにみんなで答えていくような内容だった。
例えば,体育授業はなんのためになるのか?体育教師の難しさは何か?やりがいは何か?などである。
ところでこの時間はなぜか,ある学生が犬を連れてきていた。
盲導犬のようだけど。
ものすごくおとなしくて,何も言わない。
みんなにかわいがられていた。
それにしても,教室に犬って・・・。
その後,体育館に移動して,ジャグリングをする。
顔を消すと怖いことになるね。
それで,スカーフのようなものでやるのだが,最初に落ちてこないようなスカーフでやる。
そして,ある程度できたら,画面の手前左に見えるけど,ビーンバッグという日本で言うところのお手玉のようなものを使ってやる。
そして,更にできる子は,2人で3つのビーンバッグでやる。
このように,課題の難易度を調整することができるというような話だった。
実は,僕はジャグリングはそれなりにうまい。
だから,Dr. Hillにも褒めてもらったのだけど,あるとき,必死に練習したからだ。
練習して,どうやって指導したらいいのかもあわせて考えたのだ。
そして,今では,中等の保体授業の実技の最初にジャグリングをやる。
そのことは,Dr. Hillにも伝えた。
細かいことは伝えられなかったけど。
僕の目的は,ジャグリングやダブルダッチをやるのは,なかなか最初は難しいのだが,指導のためにいかに分解して,再構成するのかが教師の役割であることを教えることだ。
やらせてできなけば,生徒の努力が足りないでは駄目ということ。
そして,努力が足りないのは教師の方だということを教える。
教えてできなことは評価してはいけないことも伝える。
なお,こっちでに来て,娘にも教えたらできるようになった。
アメリカのスタンダードをベースとして,Dr. Hillは難易度のことを教えるために,僕は指導の方法というか原理的な考え方教えるためにジャグリングを用いるという違いがあるけど,最初にジャグリングをやるのは同じだった。
残念ながら,途中で日本に帰ってしまうことになるのですが,学べることは学んでおきたいと思います。